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Skagit Casting Method

 いよいよキャスティング編です。
 「スカジットキャストの特徴」にも書きましたが、スカジットキャストは、ダブルハンドのキャスティング手法の一つでダブルハンドで使われている様々なキャスティング方法を使ってキャストします。大きく分けると「Cスペイ、ペリーポーク、ダブルスペイ」の3つのキャスティング方法を使います。
 ただし、他のダブルハンドのキャスティング方法と大きく異なる点があります。
 私個人としては、最大の違いが「サスティンドアンカー」つまり、「重たいフライをキャストするため、水中にフライをしっかり沈めてアンカー(船のイカリ)が外れないようにキャストすること」だと思います。
 そしてもう一つが「コンティニアスロード(ロードシークエンス)」つまり「キャストティングの最初から最後まで連続的、継続的に一定の負荷をかけ続ける(最も効率的)=スカジットキャストにはローンチというステップがありません」ということも特長の一つです。

用語の解説

 キャスティング方法を説明するために、いくつかの用語の定義と理解が必要となります。スカジットキャストのキャスティング方法を教える上でも必要な用語類を先に記載しておきます。

サスティンドアンカー

フライをしっかりと水の中に入れ、船のアンカーのような効果を生み出すように沈めること。
スカジットキャストの大きな特長の一つで、重いフライをキャストするため、ライン自体も太く、重いため、フライを前方に飛ばす際に、十分な遠心力を使ってキャストすることが求められます。フライをしっかりと沈めることが求められます。

コンティニアスロード(ロードシークエンス)

コンティニアスロード(ロードシークエンス)とは、スカジットキャストの特長の一つで、「キャストティングの最初から最後まで連続的、継続的に一定の負荷をかけ続けること」です。スカジットキャストは、スイープからキャスティングストロークまで一連の流れでキャストすることが他のダブルハンドのキャスティング方法とは異なり、最も力を入れずに効率的にキャストする方法と言われてます。

7 Steps of Skagit Cast

一連のスカジットキャストを行う際のプロセス。以下の7つのプロセスから構成される。
1. HANG DOWN
2. PICK UP
3. SET
4. SWEEP
5. 45 DEGREES THRUST
6. TURN OVER
7. CASTING STROKE
それぞれの解説は、動画を参照して下さい。

HANG DOWN

ロッドの先端をフライラインがある下流側に向けて竿を下ろし、フライラインをたぐっていく動作(ストリッピング)のことです。このハングダウンの操作により、ロッド、ライン、フライまでが一直線になります。ロッドを動かせば、すぐに負荷がかかるような状態にしておくことが重要です。

PICK UP

ハングダウン状態からランニングラインを引いて(ストリッピングして)フライライン(スカジットヘッド)から30〜50cmのところまでランニングラインを手繰り寄せたらラインをホールドします。その後、Cスペイの場合、ロッドを自分の前に45°位まであげたところから、さらに上にあがってCの字を描くように竿を下ろす動作のことです。フライの置く位置が見えるようにゆっくりと動作することがポイントです。

SET

ピックアップしたフライを水中に落とし、しっかりと沈める動作のことです。
このセットしたフライがアンカーとなるため、じっくり時間をかけてフライを沈めることが重要です。サスティンドアンカーを作るための重要な動作です。

SWEEP

自分の進行方向を0°として、45°後方にロッドを動かす動作です。水面に張り付いたフライラインを剥がすような動作になります。ラインを剥がす際は、水面と並行にロッドを動かすことがポイントです。

45° THRUST

スィープでラインを剥がすとロッドに負荷がかかりますが、その負荷を利用し、スイープし、反対方向にキャストするための転換点が45° THRUSTになります。円運動でかかった負荷の変換点であると同時に水平方向に遠運動させたロッドを立てて前後の運動に変換する点でもあります。Thrustは、和訳すると「突く」になりますが、突くという動作を意識するとコンティニアスロードが保てなくなるため、あまり意識しない方が良いと思います。

TURN OVER

45°THRUSTで変換点となったロッドですが、フライラインはロッドティップから遅れて追随します。ロッドティップを立て、フライラインツイストし前方へ行く動きに変換されることをTURN OVERと言います。

CASTING STROKE

ターンオーバーさせたフライラインを進行方向にロッドを運びラインを前方へ飛ばす動きのことです。
スカジットキャストの場合、急激にロッドを止めたりしません。タイトなループだとライントラブルの原因になりますので、ナローなループを描いてキャスティングするのがポイントです。

※用語集は随時更新していきます。

キャスティングの種類

Varisu Skagit Cast(River Left)

 Skagit Castには様々なキャスティング手法がありますが、大きく分けると以下の3種類になります。

  1. Skagit C Spey
  2. Skagit Double Spey
  3. Skagit Perry Poke

 右岸(下流を向いて左側)からのキャストと左岸(下流を向いて右側)からのキャストで異なりますので、キャスティング方法として、3×2=6通りになります。
 さらに、Wrapping Perry PokeやRewind Cast等を入れればさらにキャスティング方法は増えます。

Skagit Double Spey

 上記動画でDouble Speyを入れ忘れてしまったので、Skagit Castの巨匠の一人であるScott Howell氏の動画を入れておきます。

 キャスティングの使い分けとしては、上手になってくると、アンカーの位置を調整し易いSkagit Perry Pokeが大半になります。しかし風が強い日等は、Skagit Perry Pokeでは、フライがPick Upしても反対側に持っていくことが困難な場合がありますので、こういうときは、右岸であれば、限りなくSnap Tに近いC SpeyやDouble Speyを使うことが多いです。

キャスティング方法

 ダブルハンドを始めようという方は、比較的キャスティングし易いSkagit Castから入られる方が多いと思います。
 そういった方向けのまずは参考になり易い教材を記載します。

参考教材① The Skagit Cast

 Skagit Castを学ぶ上で一番参考になるのが、仲野さんが出演されている2013年に発売されたDVD「The Skagit Cast」だと思います。
 ただし、残念ながら現状は絶版?になってしまいショップから姿を消してしまってます。
 でもご安心下さい!
つり人社から無料で限定公開されてます。(下のボタンを押すとつり人社の限定公開されたページに飛びます)
 とにかくSkagit Castを知りたいという方は、最適な教材だと思います。

参考教材② エド ワード氏の教則DVD(月刊フライフィッシャーのDVD付録)

 2011年5月にSkagit Castを日本に紹介するために、Ed Ward氏が日本に招かれた際に、Skagit Castの教則本として、DVD化されたものです。当時のフライフィッシャー誌のDVD付録して販売されたものになります。(FML社了承の元掲載させて頂いてます)
 この動画の中でEd Ward氏はサスティンドアンカーとコンティニアスロード(スイープからの速さを一定に保つこと)を重要視しています。当時はこの動画を見て、理解したつもりだったのですが、ある程度キャスティングができるようになった今、見ると当時はあまり理解できていなかったということがよくわかりました。

参考資料③ 仲野さんの各スクールで撮影した動画をまとめたYoutube動画

 参考資料①、②を見て、解説は本当に参考になるのですが、これらの動画を見て、なかなか自身のキャストを評価できませんでした。
 これは何故なのか疑問だったのですが、この動画を作っている中でわかりました。
 ①、②どちらも正面からの撮影を行なっているためだと思います。正面からでした見れない部分もあるので、参考にはなるのですが、斜め後方もしくは、後方からの撮影の方が真似し易いんですよね。今回、以前自分用に撮影し、動画にしておいたものをYoutubeで公開しますので、参考にして下さい。

キャスティング解説

 SKagit Castは、ダブルハンドでも比較的易しいキャスティング手法だと言われてます。
 ダブルハンドの経験がないフライフィッシャーが、カナダにスチールヘッドの釣りに来て、初日にキャスティンを教われば、釣りができるほどに上達します。
 ただし、スチールヘッドの釣りは過酷です。5日間、朝から夕方まで竿を振り通して、1匹釣れるかどうかという釣りになります。
 少しでもキャスティングを安定させ、狙ったところにフライが行くように上達することで、釣れる確率があがります。
 また、そればかりでなく、上達すれば、筋力を使わない省エネキャストができますので、私のような普段運動不足の人が5日間竿を振り倒しても筋肉痛になりません。
 だからこそ、上手なキャスティング行うことがベストだと思います。それでは、Skagit Castの各キャスティング方法について解説していきます。

Skagit C Spey

 スカジットキャストを最初に教えて貰う際は、必ずこのC Speyからになります。右岸からのC Spey、左岸からのDouble Speyさえ覚えておけば風が吹いていなければ釣りになります。
 C Speyのキャスティング方法は、参考資料①〜③を参照して下さい。ここでは初心者が陥りがちな部分に特化して記載します。この動画は、ダブルハンドの釣りが初めての父親にC Speyを教えた際の動画です。参考にして下さい。

C Spey(HANG DOWN)

 今後、スカジットキャストの練習をしていると、様々な課題が出てきます。(私もそうでした)その場合、悪い箇所よりも前の工程に原因があることがほとんどです。例えば、C Speyの場合、なかなかフライが自分の身体の近くにSETしてくれないんだよな!という現象が起こった場合、その前の工程である、HANG DOWNでフライからロッドの先端が一直線かつピンと張った状態になっておらず、PICK UP時にCの字を描くのが身体左側で描けていないことが原因だったりします。
 従って、悪い箇所が見つかった場合、その前の工程で間違ったことをやっているのではないか?と原因を探ると良いキャストができると思います。C Speyの場合、このHANG DOWN時の動作が非常に重要です。
 HANG DOWNの動作時において教えるべき点は、以下2点です。

  • ストリッピングの方法
  • ロッドの向きと扱い方
ストリッピングの方法

 ストリッピングとは、フライを流しきった後にフライライン(ランニングライン)回収する方法のことです。湖の釣りの場合は、ストリッピングは、魚を誘う方法になりますが、本流等でスカジットキャストを行う場合は、単純にランニングラインを回収することと、次のキャストに向けて、キャスティングし易いようにランニングラインをマネジメント(管理)していくことが大事なタスクになります。ストリッピングの方法で良い動画がありましたので、掲載しておきます。

Running Line Manegement

 ランニングラインのマネジメントの仕方について解説してます。この動画の中で折り畳んだランニングラインを左手で持ってキャストしてます。(あくまでもランニングラインのマネジメントの解説動画であるため、キャストする際にどこにランニングラインを持っているかは動画では説明してません)
 エドワード氏は、回収したランニングラインを右手の親指に挟んでキャスティングストロークを行います。

こちらの動画も参考にして下さい

Sripping Method of Skagit Cast

 参考までに私の動画もあげておいてますので、参考にして下さい。
 折り畳んだラインイングラインを右手の親指に挟んでキャストする方法も記載しましたが、左手で薬指、中指、人差し指とランニングラインをかけてやる方法でも特に問題はありませんが、右手で行う利点は下記2つだと思います。

  • キャスティングストロークをし、ラインから指を離す際に、コントロールし易い
  • 高い位置でランニングラインを保持できるため、水面に浸かってしまうランニングラインが少なくて済む(水からの抵抗を受け難い)
②ロッドの向きと扱い方

 先ほども書きましたが、HAND DOWN時のロッドの位置は、フライから、フライライン、ロッド先端までが一直線上にあり、常にピンと張った状態を維持できることが最重要です。

 特に、ストリッピングを行っている最中は、ストリッピングしたランニングラインを右親指に持ち変える際に、ロッド先端が上下に動いてしまいますので、注意して下さい。
 もし、ピンと張った状態でなくなってしまった場合は、親指にラインを押さえた姿勢で、ロールキャストを行い、フライからロッド先端までがピンと張った状態になるように打ち直して下さい。

C Spey(PICK UP 〜 SET)

 ここでは、PICK UPからSETまでの流れを記載します。
 説明が便宜上、左岸(川下に向かって左側)からキャストしていることを前提に記載します。
 PICK UPからSETにかけても重要なことが2つあります。

  • Cの字を描く大きさと位置
  • SET時のロッドの向き
①Cの字を描く大きさと位置

 これは、C SpeyのSET時を後方から見た図になります。キャストする方向や川の流れの速さにより、フライの着水地点は異なりますが、一般的には、身体により近い方が安定してキャストできます。すなわちこの図で言えば、「軌跡Aのフライの着水点」にフライを着水させる必要があります。
 ここに着水させるためには、Cの字(実際にはCの逆向きですが)を身体の左側で小さく描くことがポイントとなります。
 そして、この軌跡Aを描くためには、前の工程であるHANG DOWN時に、フライからロッド先端までがピンと張った状態であることが重要です。

図1 対岸に向けキャストする場合
図2斜め45°に向けてキャストする場合

 また、C Speyの場合、キャストする方向に合わせてフライを置く位置を変える必要があるため、ロッド先端の軌跡で調整する必要があります。
 例えば図1は、対岸に向けてキャストする(ロッドの向きと90°の角度でキャストする)場合のロッド先端の軌跡です。
 一方図2は、斜め45°にキャストする場合です。Cの字は、キャストしたい方向に向けてCの字を描く必要があります。
 また、後ろ側に木やブッシュがあり、バックスペースがほぼない場合も、フライの置く位置を自分よりも前方にすることで、TURN OVER時の後ろ側のループがほとんどバックスペースなしでキャストすることができます。
 それともう一点注目して欲しいのが、SETされたフライラインの形です。なだらかな山のようになっています。
 C Speyのキャストが容易な理由の一旦がここにあります。
 こうしたなだらかな山のような軌跡は、一定の速度でSweepし易く、先にも書いたようにコンティニアスロードが容易になります。

②SET時のロッドの向き

 Skagit C SpeyにおけるPICK UPからSETの流れの中でもう一つ大事なのが、SET時のロッドの位置です。この写真のようにしっかりと身体の前で腕をクロスして、ロッドティップを川下に向けるようにして下さい。
 これにより、次のステップであるSweep時の動作がし易くなります。
 もう一点重要な説明が抜けてました。
 この写真の状態で3秒ほど静止して、しっかりとフライを水に沈めることも重要です。初心者の場合、フライを水に沈める動作が不十分でアンカーが外れて遠くに飛ばない原因になることが多いです。

C Spey(SET 〜 SWEEP)

 ここでは、C SpeyのSETからSWEEPの終わりまでを説明します。SETからSWEEPにかけてのポイントは以下の2つです。

  • リールの向きに着目しSWEEPする。
  • 一定の速度で水面と平行にSWEEPする。
  • リールの向きに着目し、SWEEPする。
    これに関しては、先ほど掲載したこの動画の5分10秒あたりから見て頂くとわかると思いますが、この図のようにラインの捩れ等を防止し、最も効率的なキャストを意識するために、リールシートの反対側でSWEEPして下さい。
  • 一定の速度で水面と平行にSWEEPする。
    C Speyの場合、SETされた時のラインは、なだらかな山のような軌跡になり、SWEEPする時に比較的水面から剥がし易いですので、「ラインの重さを感じられる一定の速度で水面と平行にSWEEPする」に関してはPerry Pokeほどは難しくないと思います。以前は、SWEEP時にロッドに負荷をかけることが重要視されてました。実際にSkagit Maste vol1のおいてエドワード氏もそのように解説されてましたし、この動画の中でも仲野氏がSWEEP時にロッドに負荷をかけるよう教えています。Skagit Headが改良され、OPSTからCommando Headが発売されてからは、ラインの長さが激的に短くなり、より飛び易くなったため、以前ほどはSWEEP時の負荷は考えなくても良くなっているようです。

 

C Spey(SWEEP〜 45°THRUST 〜 TURN OVER)

 ここではSWEEPから45°THRUSTまでの動きを解説します。
正直ここが一番難しいです。ここのステップが難しい理由は、

  • 自身の背面で起こっている出来事なので、目で見て調整ができない。
  • 他のダブルハンドのキャスティング方法と一番異なる部分である。

この2点だと思います。
そして、このステップで最も重要なことは、

  • ラインの重さを感じられる一定の速度で水面と平行にSWEEPしたラインの負荷をそのまま維持してTURN OVERに繋げる。
  • 脇を締めた状態でTURN OVERの位置までロッドを持ってくる(腕を浸かって竿を振ったり、ローンチ姿勢にならない)
動画1 SWEEPからTURN OVER時のNGキャスト
写真1.仲野さんのSETの時の左肘に注目

ラインの重さを感じられる一定の速度で水面と平行にSWEEPしたラインの負荷をそのまま維持してTURN OVERに繋げる。
 これは、本当に難しいです。背面で起こっている現象なので、修正ができないです。特にOPST Commando Headになり、ライン自体が短くなったので、ロッドへの負荷が感じにくくなってます。左の動画は、Perry Pokeですが、SWEEPの負荷がTURN OVERの段階で失われてしまっており、飛距離が出ず、手投げのようになってしまってます。

 それではどうすれば良いのでしょうか?
 いくつかのパターンがあるのですが、初心者であれば、以下2点を修正すると改善できると思います。

  1. SET時のラインが水面に置かれた軌跡をなだらかにするために、SETの際に、左肘を引いて写真のような形にする
  2. SWEEPを一定のスピードでラインに負荷をかけ遠心力を利用しキャスティングストロークをする。

1を実行すると2.は比較的容易に改善できると思います。
もう一つの修繕方法は若干難しいのとPerry Poke特有なので、後ほど記載します。

写真2.キャスTURN OVERの際に右脇が空いていないことに着目

脇を締めた状態でTURN OVERの位置までロッドを持ってくる(腕を浸かって竿を振ったり、ローンチ姿勢にならない)

 これはスカジットキャストを習ったばかりの時に私もそうだったのですが、常に脇を締めてキャストするということです。テニスをしている人はわかると思います。フォアハンドてラケットを打つ際に、脇を締めて打った方が力が入ると言われることがあると思いますが、スカジットキャストも同様です。スカジットキャストは省エネキャストです。5日間ロッドを振り倒しても筋肉痛にならない合理的にキャストするためにスカジットシステムがあるのです。

C Spey(TURN OVER 〜 CASTING STROKE)

CASTING STROKEはロッドを下に打ち下ろす

 TURN OVERからCASTING STROKEまでの動きで重要なのは1点のみです。

  • リールシートを中心に上から下にロッドを振り下ろす

 仲野さんは、良く「hammer down」という言葉を使います。ハンマーで打ち付けるという意味になりますが、斜めに降ったり、途中で止めたりせずとにかく打ち下ろせという意味になります。
 シングルハンドのようにループを小さくするために、ロッドを止めるような動作は行いません。(重量のあるフライをキャストする場合、狭いループはライントラブルに繋がる)

 自分のキャスティングを動画にとって、何が上手な方と違うのかをしっかり研究するのが良いと思います。異なる箇所があれば、原因はその前のプロセスにあることが多いため、上記解説をみて、意識していなかったことを見直せば自ずと上手なキャストになると思います。

Skagit Perry Poke