スカジットで利用するタックルについて
Skagit Castの特徴の中でスカジットキャストはタックル依存のキャスティング方法と記載しました。
スカジットキャストを行う場合は、必ずスカジットキャストを念頭において開発されたタックルを利用して下さい。
スカジットヘッドがなければスカジットキャストはできないですし、スカジットヘッドは先端か重く、ロッドに強い負荷がかかりますので、専用のものを使わないとロッドティップが折れてしまいます。
スカジットの歴史はスカジットシステムの歴史と言っても過言ではないと思います。
スカジットキャストを世に送り出したエド・ワード氏は、当初はスチールヘッドを釣るための最適なスカジットキャストシステムを作るため、市販のヘッドを切断、改良し最適なスカジットに必要なラインシステムを作成してました。
仲野さんがコンセプトを考え、エド・ワード氏やジェリー・フレンチ氏らを巻き込み彼らが作り上げきたシステムを製品として完成させたのがOPSTの製品になります。
スカジットキャストで必要なラインシステムやタックルはどのようなものなのか?私自身が教えて頂いたことや、自身が感じたこと等も含めて基礎からきっちりと記事にしていきたいと思います
Basic of Skagit System ースカジットシステムの基礎ー
まずは、Skatit Castで使われるラインシステム、タックル(本ホームページでは、「スカジットシステム」と定義してます)について記載したいと思います。
Skagit System
スカジットキャストを行うためのタックルやラインシステムは左記の図に示した通り、先端からフライ(ストリーマー)、リーダー(ティペット)、ティップ、スカジットヘッド、ランニングライン、バッキングライン、ロッド、リールになります。それぞれについて、どのような特徴があるのかを書いて行きます。
シングルハンドのフライとの違いで言えば、シングルハンドの場合、リーダーとティペットが別々に売ってますが、スカジットラインシステムの場合は、テーパーについたリーダーは存在せず、ティペットをリーダーとして活用します。
また、フライラインに関しても、シングルハンドは、ランニングラインとヘッドが一体型になってますが、分かれているのが特徴です。(Micoro Skagit向けに一体型になっている製品もあります)
それでは、それぞれのタックルについて解説していきます。
スカジットキャストを行う上で最も重要なスカジットヘッド、ランニングライン、ティップ、リーダーについて解説します。
スカジットキャストを行う上で最適なロッドについて解説します。
太いスカジットヘッドを収納し、ランニングラインが絡みにくい最適なリールについて解説します。