上から
全長6cmの本流でのニジマス向けダーティーホー(Small Dirty Hoh)
全長5cmの湖向けのダーティーホー(Tiny Dirty Hoh)
全長4cmの湖向けのダーティーホー(Tiny Dirty Hoh)
全長3~4cmのダーティーホー(Baby Dity Hoh)
さて♪
何を作るかって?
小さいを表現する英単語で唯一使っていないmicroという単語に
相応しいマテリアルを探してました。
対象魚は、ヤマメとイワナ♪
既に全長3~4cmのダーティーホーは作成しております。
ゾンカーにミンクを使用したパターンで、先日の長野管理釣り場でも
非常に効果的なストリーマーでした。
しかし、ゾンカーテープの存在感がやや大き過ぎです。
全長としては、2~3cm程になりますが、さらにゾンカーテープを
細くし、ゾンカーの動きをリアルな魚のようにするために
どのようなマテリアルを利用すれば良いか渋谷、新宿両サンスイさんに
お聞きし、アドバイスを貰いました。
市販品としては、ブラス製のタングステンコーンヘッドの場合、
4.5mm(XSサイズ)が最小となります。
タングステンコーンヘッドの場合は、4mm(XSサイズ)が最小です。
micro Dirty Hohとしては、これではサイズが大き過ぎるため、
コーンヘッドは諦め、ビーズヘッドを使うこととしました。
そして、シャンクとフックです。
そんなに小さいダーティーホー作るのであれば、キール型のフック使えば
良いのでは???
いえいえ!ゾンカーテープの微妙な動きに呼応するフックにするには、
フレンチヒッチが必須です。
キール型よりも確実にフック率がアップするのがこのフレンチヒッチです。
※フレンチヒッチに関しては、下記サイトを参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/10067076.html
フレンチヒッチにするためには、フックの長さよりもPEラインの長さを長く
する必要があります。
ところが、#14くらいのフックで管付チヌ針のような形状の
フックって無いんです(^^;
特にストレートアイの製品が最近激減してます。
仕方なく、何となく形状が似ているTMC2488Hを使います。
シャンクには、TMC300を使います。
スレッドは、強力かつ細い旧ベネッキのウルトラストロングスレッドを使います。
そして、PEラインは、PowerProのモスグリーン色の中で、最も細い0.6号を使います。
問題は、ゾンカーテープです。
小さなダーティーホーを作成する場合、私は、Mink zonkerを使っているのですが、
それでも毛足が長過ぎです。
特にMinkは、アンダーファーが多過ぎです。
(アンダーファーが多いから毛皮になるのだと思いますが…)
そこで、色々と探した結果、こんなものを見つけました。
REX Rabbitです。
REX Rabbitは、通常ラビットゾンカーで使われるウサギよりも
毛足が非常に短く柔らかいのが特徴です。
写真は、ダブ材用として販売されているものですが、
これを細く切って使えば思い描いているmicro Dirty Hohを作ることが
もう一つの候補は、Mink Zonkerからアンダーファーをすいて使う
方法です。これを作るには、下記のツールを使います。
ファーミネーター♪
犬を飼われている方はご存じかと思いますが、犬のアンダーファーを
取り除くブラシです。
写真は犬用ですが、うさぎ等の小動物用も販売されてます。
ただし、販売店に確認すると違いは、横幅だけで、刃の長さは
どれも同じとのことですので、自宅にあるものを使うとします。
ファーミネーターを問題無く使えるか?
実験してみました。
ファーミネーター側の刃は、こんな感じでアンダーファーのみをすいてくれます。
全長は、2~3cm!!
ゾンカーテープの怪しい動きを出すためには、これが最小の
長さだと思います。
渓流の稚魚を想定した動きを表現することが出来るか?
後は、タイイングするのみです。
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