Skagit Cast 基本編【番外編1】
第1回Skagit Cast基本編では、Skagit Castを学ぶ上で
教材となる本やDVD、動画のご紹介をしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13497331.html
第2回Skagit Cast基本編では、Skagit Castの7つのStepに関する
用語の解説をしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13532505.html
第3回Skagit Cast基本編では、Skagit Castの7つのStepの中で、
最初のStepであるHung downに関する注意点と解説を記載しました。
その中では、ロッドティップを必ず下げ、ロッド~フライまでを
真っ直ぐにし、ラインがピンと張った状態でPick upに入ること。
また、ストリッピングの際に親指を使ってランニングラインを押さえる方法を
解説しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13558333.html
次回、第4回は、「Pick up」について記載する予定ですが、
今回は、番外編として、初心者である今年で80歳になる父親に対し、
左岸からのC Speyを教えましたので、その過程と注意点について記載したいと思います。
特に初心者の場合、7つのStepを一気に解説すると混乱し、まともにキャスト
出来なくなってしまいます。
そこで、2つのStep(3つの視点)のみにフォーカスを当てて、
その3つの視点とは…
1.「Pick up」開始時に必ずロッドのティップを下げて、ラインをピンと
2.「Set」時のCの字を描いた後のロッドの動きの改善
3.「Set」時(2.の時点)に一旦動作を止め、フライ、シンクティップを
1は、Cスペイの全てのはじまりとなる、最も重要な動作です。
父親は、どうしてもPick Up時にロッドティップを水面から上げてしまう
癖があり、そこを修正するのが大変でした(^^;
最近、耳が遠くなってきた父親に対し、
と大声で叫んでました(^-^;A
ぎこちないですが、ようやくPick Up前段階でロッドティップを下げることが
出来るようになりましたが、まだちょこちょこロッドティップが上がって
しまい、Cを描く際に大きくロッド先端を大きく動かさないとフライを反対側に
Setすることが出来ません。
次に修正しなければならなのが2.のCの字を描いた後のロッドの軌跡です。
Cスペイの場合、ロッド先端でCの字を描いた後、下記写真のような状態に
しなければならないのですが、これが結構難しいようです。
当初の父親のキャストと改善後のキャストは、
動画を見て頂ければ徐々に改善していく様がわかると思います。
最後の修正したのが、Set段階で一旦止めるという動作です。
この止めるという動作は、フライ、シンクティップを水に沈める
ためのものです。
今回の練習では、この2つのステップ、3つのことを実践して貰うことで、
何とか釣りになるレベルのキャスティングまで出来るようになりました。
まだ、改善すべき点は多々ありますが、これだけキャスト出来れば
本流の釣りが可能だと思います。
今回のSkagit Castの練習で一番私を悩ませたのが、
これは、下記ブログを見て頂ければわかりますが、
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13558333.html
父親は、以前、サーモンフィッシングのため、
父親からは、北海道でドリーバーデンの銘ガイド下山さんから
今回は、スパルタ式でした(爆)
ここまで何とかキャスト出来るようになりましたので、その後のレッスンは、
下山さんに任せることとします。
下山さん!宜しくお願いしますm(_ _)m
それから、今回、父親は、Beulah 11'3" #6 japan limitedのロッドを初めて使った
のですが、非常に軽く、79歳の父親でも軽快に投げられ、
北海道で軽快に本流でニジマス釣りをするには最高のロッドだと思います。
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