今回の北海道釣行では、オレンジ色のダーティーホーやスカルピンタイプが
メインとなると考えてますが、オレンジ色のストリーマーで釣果が乏しい場合、
別のカラーシフトのストリーマーを使うこととなります。
オレンジ色以外にキングフィッシャーブルーのウチダザリガニを
模倣したパターンと真っ黒のスカルピンタイプのストリーマーを
巻きました。
全道各地に生息するウチダザリガニは、外来種として問題になってますが、
北海道のトラウト達の恰好のエサになっているようです。
ウチダザリガニは、オレンジと青色が微妙に混ざったような
色なのですがこれをダーティーホーで上手に表現することが
可能です。
※もともとダーティーホーは、甲殻類をイミテートしてますし…
以前、ご紹介したダーティーホーのウチダザリガニを模倣した
タイイングをご紹介しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13376764.html
このパターンは、天塩川で唯一釣果のあったパターンなのですが、
ICE DUB等のキラキラ系マテリアルを一切使ってません。
天塩川では、ドリーバーデンの下山さんから頂いたパターンで
釣ったのですが、下山さんにお聞きした際に、ショルダーに
使われているマテリアルは、OPSTのブルーとお聞きしてました。
今回、下山さんに頂いた使用済みのダーティーホーを
じっくり観察した結果、実はオーストリッチ以外のマテリアルが
使われているのでは?と疑問が湧きました。
恐らく、REAH(リア)フェザーダイドブルーが使われているように
思われました。
REAHフェザーに関しては下記を参照して下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/10086054.html
上記ブログ掲載のREAHフェザーに関しては、一度、真っ白に
脱色したか、もしくは真っ白いフェザーを使ったと思われ、
着色にムラない綺麗なフェザーなのですが…
REAHフェザー自体は、ハールの付け根部分に若干グレーっぽい色が
あり、そのまま着色すると付け根部分がグレーっぽくなります。
上記ブログには掲載しておりませんが、CANALさんのレアフェザー
は付け根部分がグレーっぽいのですが、ウチダザリガニのイミテートという
ことを考えればかえって、この色の方がリアルに感じます。
今回、作成したやや小さめのウチダザリガニを模倣したダーティーホーです。
以前作成したものより、若干小さいものを作成したかったので、
REAHを使わずにこんなマテリアル使いました。
コックフェザントのキングフィッシャーブルーのダイドコンプリートです。
以前、購入したものですが、この色がリアリティのあるウチダザリガニの
パターンを作成出来ると思いました。
今回使用したのは、
①お腹のマラブーのような触感の部分のフェザー
②お尻部分のやや張りのあるフェザー
と言ってもREAHと比較すると柔らかいです。
③胸のソフトハックルの部分
マテリアルは、他の小さなダーティーホーと変わらないですので、
省略します。
1.コーンヘッド、PEラインの取り付け
コーンヘッドは、ニッケルシルバー製ブラック塗装の5mmを使いました。
PEラインは、アイ先から5cm、ショルダーの取り付ける間隔は、
2.シールズファーの取り付け
ウチダザリガニのこんもりとした形状を模倣したいので、
シールズファーの量を若干増やしてます。
シールズファーはOPSTのオレンジ色を使ってます。
青色のショルダーからチラリと見えるオレンジ色が、
ウチダザリガニのオレンジっぽい色と青色の混合色をイミテートして
くれます。
3.ポーラーベアーは短めの部分を使い、OPSTのオーストリッチを3本
ザリガニのハサミ部分のイミテーションです。
4.コックフェザーの①と②をマジックツールで重ねて挟みます。
5.4.をツイストします。
6.ハックリングします。
先に取り付けたオーストリッチがずれないように気をつけて下さい。
7.最後に③をシマザキハックルセパレーターで処理して、
ダブリングしながら、ハックリングします。
8.フィニッシュします。
9.フックはOPSTスイングフックの#4を使いました。
写真映りは、今一つですが、水の中では絶妙な色合いになりそうです。
残念ながら今週末1個しか作れませんでしたので、北海道で後2本ほど
巻きたいと思ってます。
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