釣りの防寒対策 その2 (ソックス編)
インナー編では想定以上にチョモランマ使用率が高くて驚きでした。
さて、釣りの防寒対策その2は、靴下編です。
数ヶ月前に仲野さんが厳冬期にどんな靴下履かれているのかお聞きした際、
靴下を2枚履かれているとお聞きしました。
アンダーには薄手の速乾性の靴下をアウターには、パタゴニアの
極厚手の靴下を履かれているとのことでしたが、現在は
極厚手のパタゴニアの靴下は発売されていないようでした。
数週間前から登山専門ショップ、釣り製品も扱うアウトドアショップ等に
行き、色々な方からアドバイスを頂きました。
歩くことがメインの登山用の靴下と常に冷たい水の中で立ち込む
釣りとでは若干機能面で違いがあります。
登山の場合、厳冬期でも歩くことがメインになりますので、
クッション性、保温性、速乾性以外にサポート性が重要視されます。
一方、水の中で立ち込む釣りの場合は、保温性と速乾性が重要視されます。
冬山登山で使っている方が少ないことを考えると、一長一短ありそうです。
そこでインナーに速乾性の高いサラッとした素材の
ファイントラックのスキンメッシュソックスを…
アウターには、米国スマートウールの極厚手ソックスの
マウンテニアリングを購入しました。
登山用!いや、アウトドア用靴下の中では最大級の厚さを誇る
マウンテニアリングです。
中はパイル地で空気の層が出来ますので保温性は抜群だと思います。
登山用の靴下に関して色々と試されているホームページが
ありました。非常に参考になりました。
様々な靴下の中ではマウンテニアリングは保温性では
No1の評価でしたが、総合評価で低かったのは、靴下の厚さで
登山靴の中でへたりが感じられ、サポート性の評価が低かったようです。
釣りで立ち込む場合は登山ほどサポート性を重要視しませんので、
私は保温性重視でマウンテニアリングにしました。
マウンテニアリングの繊維は、ニュージーランド産のメリノウールを
使っているようです。
ウールという繊維は保温性と吸湿性、適度な速乾性がありますので、今でも冬の登山用のインナーシャツではウールが使われています。
インナーソックスに速乾性素材をアウターソックスは保温性重視です。
さて!!これで完璧!!
と思ったら、釣りで冬期の立ち込みをされるショップの方からアドバイスが…
1日しか釣りをしないのであれば、これで問題ないと思うが
突然の温かさや数日間ウェーダーを履き続けた場合、ウェーダーの
ゴアテックスの部分は排水してくれるが、ネオプレーンの部分に
汗が溜まります。
この部分に汗が溜まるとメリノウールや靴下の素材では
どうすることも出来ないとのこと…
汗が冷えるとそれこそネオプレーンの中は冷えきってしまいます。
そこでお薦めしてくれたのがこれです。
フォックスファイヤーのナノエボウォームソックスです。
ナノエボは、水分の排出性に非常に優れている素材で
メリノウールが吸湿した汗を排出することが出来る
とのことです。
その日の釣りが終わったら、このソックスを取り出し寝る前に
水洗いして干しておけば速乾性のため、何日でも使えるとか…
今回購入したのはナノエボウォームソックスで、裏地がフリースっぽい
素材になってますが、ナノエボソックスは排水重視ですので、
厳冬期以外はこちらの方が良いかもしれません。
ショップの方は真夏の釣りでナノエボソックスがかなり重宝している
とのことでした。
北海道では、スノーシュー履いて雪竇行軍すると、
大量の汗を掻き、その汗はウエーダーのネオプレーンの中へ…
釣り場に着き冷たい水の中で立ち込むと…(^◇^;)
そんな時でもかなり使えると思います。
ということで厳冬期のソックス環境は3レイヤーになってしまいましたが、
スキンメッシュとマウンテニアリングとの2レイヤー、
マウンテニアリングとナノエボウォームソックスとの2レイヤー等
色々と試したいと思います。
来週末は、都心部でもかなり寒くなるようですので
インナー、靴下含め色々とに試して来たいと思います。
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