フライフィッシング業界に新たなる革命を起こす…かもしれない…
仕事が激務で最近ほどんどブログを書くことがないのですが
久しぶりに衝撃的なブログを書こうと思ってます。
この製品をFMLの仲野さんからサンプル品として頂いたのは
数年前だったのですが、紆余曲折あり、製品化されずに終わってます。
問題点も併せて許容できる方のみに販売されてます。
タイイング講習会等でこっそり販売されていて入手された方も
いらっしゃるかもしれません。
ブログに掲載して良いとのお話頂きましたので、
久しぶりにブログ書こうと思います。
今回ご紹介するのは、チューブフライで使うシャンクです。
まずは驚愕の写真を見て下さい。
上がOPSTのスチールヘッドシャンクで、
下が今回ご紹介するチューブシャンクです。
細さわかります?
これチューブですよ(笑)
タイイング好きの方であればこれだけでイマジネーション
湧くと思います。
そんな細いチューブ!
ティペット通せないのでは?と思われる方がいらっしゃると
思います。
何を仰いますか…
OPSTのスチールヘッドで使う
ー3Xのティペットが通るんですよ!!
試作品ですが、長さは、
15mm/17mm/20mm/25mm/27mm/45mm/50mm
と様々あります。
短いものは、ウェットフライを巻くのに最適です。
今までのチューブフライのように先端にコーンヘッドを
取り付ける必要もありません。
さて、タイイングの前に前処理を行います。
同封のPVC管がありますので、前後1mm弱くらい
余分に切断して、チューブ管に通します。
余った部分をライターで炙って溶かします。
この時ライターを炙る時間はほんの一瞬です。
少しだけ余分な部分が溶けてくれれば、このように
PVCが溶けて広がります。
※このPVCの耐久性が唯一の問題点なのですが、
チューブがなくても糸が擦れることもないですので、
実釣ではあまり問題点にはなりません。
タイイングの仕方は簡単です。
OPSTのシャンクチャンクがあれば、オッケーです。
ステンレス製のチューブで非常に強度もあるので、
管が潰れることはありません。
父親にこのチューブを使った小型のイントルーダーをタイイングして
プレゼントました。
旧来型のイントルーダーでは、
86歳の父親には現場での取り付けが難しそうでした。
何故か?
イントルーダーは現場で下記の工程でフライを取り付ける必要があります
- アイに糸を通す
- マテリアルをかき分ける
- ワイヤーで作ったループに糸を通す
- ジャンクションチューブを取り付ける
- フックを取り付ける
これがチューブを使ったイントルーダーでは、
初めからジャンクションチューブをこのように取り付けておくことが
できるので、現場でイントルーダを取り付ける工程は、
- チューブに系を通す
- フックを取り付ける
以上となります。
このチューブ自体は非売品ですが、
今後行われる仲野さんのタイイング講習会等で
販売される可能性もありますので、チェックしてて下さい。
新型コロナの影響でしばらくイベントは厳しいかな?(泣)
次回は、いよいよこのチューブを使った
タイイング編です。
お楽しみに♪
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