Mario Wojnicki Glass Rod (203P3) レポート
自宅近くでのキャスティング印象と養沢での実釣レポートを記載します。
私自身は、#3ロッドは、Scott G2 883と先にご紹介したHARDY Palakona Pall Mall Special 7'2" #3しか
キャスティングしたことがありません。
両ロッドともパラボリックなアクションではありませんので、#3ロッドとの比較は正直わかりませんが、
実際にキャスティングした感想と217P4との比較を書こうと思います。
実際にキャスティングした感想と217P4との比較を書こうと思います。
本日のフライライン
■マスタリー・XPS DTT #3 (Hardy Bougle Agate Ⅰ)
※バンブーロッドやグラスロッドに併せるラインとして、非常に評価を受けているラインであり、私自身も
#4ロッドにはこのラインを使ってます。
■スープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT #3(Orvis CFO Ⅱ)
※スープララインの中でもラインがやや太く、重量も重め、特に先端部分が重くなってます。
※バンブーロッドやグラスロッドに併せるラインとして、非常に評価を受けているラインであり、私自身も
#4ロッドにはこのラインを使ってます。
■スープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT #3(Orvis CFO Ⅱ)
※スープララインの中でもラインがやや太く、重量も重め、特に先端部分が重くなってます。
まずは自宅前の公園でキャスティングです。
フライラインは、マスタリー・XPS DTT #3を使って若干風のある中でのキャスティングでした。
まずは、2mくらいフライラインを出し、キャスティング!
若干ロッドのバランスが悪いのでしょうか?
若干ロッドのバランスが悪いのでしょうか?
上手くキャスティング出来ません。
期待していたリーダーキャストは残念ながらこのロッドでは厳しそうです。
フライラインを5mくらいまで伸ばします。
手首を使ったキャストでようやくなれてきました。
手首を使ったキャストでようやくなれてきました。
さらに10m以上フライラインを伸ばします。
まさにベストなキャスティングが可能になりました。
まさにベストなキャスティングが可能になりました。
さらに20m近くまで伸ばしますが、風の影響を
受けキャスト出来ません。
受けキャスト出来ません。
ホールを使ってラインスピードを増してキャスティングします。
テイリングを起こさないように慎重にキャストしますが、かなり厳しいです。
テイリングを起こさないように慎重にキャストしますが、かなり厳しいです。
もともと#3ロッドですので、あまり長い距離をキャスティングするロッドではありませんが、
極端に短い距離に関しても若干期待外れでした。
マスタリーXPS #4と217P4の相性が非常に良かったため、#3と203P3との相性は当然良いだろうと思っておりましたが、若干ラインが軽すぎます。
軽めのラインを使う場合は、#4ラインとの相性の方が良いかもしれません。
次にスープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT #3です。
こちらの方が203P3との相性が良さそうです。
こちらの方が203P3との相性が良さそうです。
近距離のキャストもし易くなってきました。
ただ、近距離のキャストのし易さは、217P4と同程度でしょうか?
ただ、近距離のキャストのし易さは、217P4と同程度でしょうか?
217P4があらゆるバランス含め完璧なグラスロッドといった印象ですが、203P3はキャストしていて、
若干ストレスが溜まります。
そう感じるのは、恐らくバットは217P4と比較し、細いので217P4で感じたバネのような力が弱く、
ティップが思った程繊細でないため、バランスの悪いロッドに感じるのかもしれません。
もう少しティップが細く柔軟な方が良いと思います。
少なくても芝生の上でキャストした感覚では、10cmの魚でもしっかりとロッドの曲がりを感じさせてくれる
217P4の方をお薦めします。
217P4の方をお薦めします。
そして、先日の養沢での実釣りレポートです。
フライラインは、マスタリー・XPS DTT #3を使いました。
小渓流は風の影響を受けにくいですので、5m~10mのキャストでは非常に心地良くキャストすることが
出来ました。少なくても#14ドライフライまでは、全く問題なくスムーズにキャストすることが出来ます。
小渓流は風の影響を受けにくいですので、5m~10mのキャストでは非常に心地良くキャストすることが
出来ました。少なくても#14ドライフライまでは、全く問題なくスムーズにキャストすることが出来ます。
※近距離のキャストは芝生でのキャストの感覚と同じでしたが…カーブキャスト等も違和感なく出来ました。
ただし、トリックキャストは、203P3より217P4の方がキャストし易いです。
カーブキャストやトリックキャストをするロッドというよりは、ややティペットを長くし、
小さな渓流で対岸にティペットをぶつけるように(くしゃくしゃと…)キャストしてナチュラルドリフト
させるには最適なロッドだと思います。
させるには最適なロッドだと思います。
私の場合、ドライで叩き上がり、途中プールでドライの反応が薄い場合は、ニンフに変えるような釣りを行うため、
217P4の方が私の釣りには合っているように思います。
217P4の方が私の釣りには合っているように思います。
203P3は、早春のミッジの釣りには重宝しそうです。
以上のことから、私は、まずはじめにグラスロッドを購入するのであれば、217P4をお薦めします。
9月17日
源流釣行に203P3を持参しました。
ラインは#4のSA XPS ラインにしましたがバッチリでした。
217P 4よりもコントロール良くフライを落としてくれました。
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