釣りの防寒対策 その1 (インナーウェア編)
カナダ釣行前に防寒対策用のインナーを購入します。
最も大事なのが、シャツとタイツです。
カナダ釣行は4月になりそうですが、まだまだ気温、水温共に低いとの
ことです。
防寒対策もバッチリ行う必要があります。
冬のアウトドア用インナーに関しては色々と調べました。
登山用品を扱うブランドでは、様々な機能性インナーが販売されてます。
然別湖の第1ステージや第2ステージでは、非常に寒くなる時が
あります。午前中に日が当たり温かく汗ばむ程でしたが、
午後に入ると日陰になり、風が吹くと身体が冷えて大変だったことが
あります。
非常に柔らかくしなやかな感触のレーヨンですが、吸水性が高く、
速乾性が悪いため、汗を掻いたあとに水分によって身体が冷えて
しまいます。
冬山登山の世界では、レイヤーを重視した機能性インナーが
非常に豊富にあります。
機能性インナーに求められる機能は、
1.吸湿、吸水性
2.速乾性
3.保温性
その他、消臭性のようです。
モンベルのジオラインシリーズやスーパーメリノウールシリーズ
は比較的安価で機能的には十分なものが多いのですが、太っている
私の着れるサイズがありませんでした(;^_^A
その他ファインテックや、
アークテリクス等もちょっとお高いですが、かなり良いようです。
様々ある機能性インナーウェアですが、
今回、私が購入したのがこれです(^_-)-☆
ひだまりチョモランマ8848です。
インナーシャツのジッパーは、顎の部分にかからないように、
若干右側のずれたところに取り付けされてます。
このインナーを知ったのはドリーバーデンさんのブログでした。
北海道の厳冬下でも温かいとのこと…
私がこのインナーに注目した理由は、アウトドア製品でも
ないのに、冬山登山のホームページやブログでも登場するこのインナー!
凄く気になってました。
気になる繊維は…
やはり、肌に密着する部分が気になるろころですが、
ポリ塩化ビニル(PVC)を繊維状にしたものを使ってます。
PVC繊維で有名なのが、帝人のテビロンとフランス、ローヌ・プラン社の
ロビロンになるようです。
ひだまり下着を製造している健繊社は、以前はテビロンを使っていたようですが、
近年、ロビロンをベースに独自に編み込んだダンロンという商品を使うように
なったようです。
ホームページによれば、ポリ塩化ビニルの特徴としては、
■最高の保温力(全ての繊維の中で)
■クイックドライ効果
■摩擦時にマイナスイオンが最高に発生
■最も燃えにくく、かつ安全
保温力はウールをしのぎ、全繊維中で一番で
寒くなるほど保温力が上がり、気温が上がれば保温力は低下する。
まるでサーモスタットのように外気の変化に対応する。
暖かくなった春などは、冬ほど暖かさを感じない事があるとのことです。
PVC自体の吸水率は0パーセントですので、サラッとした感覚が持続
し、速乾性も非常に高いです。
難点としては、
PVCは難燃性が高いものの高熱で収縮しやすく化学薬品や有機溶剤に弱いので
ドライクリーニングや乾燥機、アイロンがけ、漂白剤の使用は禁物だそうです。
恐らく染色も難しいと思われます。
繊維としての耐久性に問題があること、パテント販売されており、
海外の安い賃金の国で繊維自体の生産が出来ないため、価格が高いことが
アウトドア製品向けのアパレル素材に採用されなかった理由だと
思います。
表側には汗を吸収、発散してくれる非常に万能な素材であるウールが
使われてます。
そして三菱レーヨンの消臭機能素材のキュートリーや
静電気を起き難くさせる三菱レーヨンのアクリル素材、エレキルを
使ってます。
まぁ、これだけ日本製素材を使ってますので
高価なのは仕方ないかもしれませんが…
知る人ぞ、知る的なひだまり本舗製品ですが、価格面でも
マーケット的にも冷え性になりがちなお年寄り向けの
デザインになってしまいます。
チョモランマは、ひだまり本舗製品の中でアウトドア向けの製品に
なっており、膝や肘の部分が強化されていたり、
タイツの裾が上がらないようにゴムバンドが付いてたりします。
デザイン的には微妙ですが…(^◇^;)
今回、着て見ました。
温かさと、生地の織り込みが素晴らしいためか、肌を包み込む
ような感触に驚きました。
昨年の新商品であるひだまりエベレストは、チョモランマよりも生地が厚く
温かく、お値段も安くなっているようです。
今回はチョモランマを2セット購入しましたが、
極寒での釣りであればエベレストも選択肢に入るかもしれません。
私が着れるサイズがあることも好感持てました( ̄▽ ̄)
ご参考に…(^_-)-☆
昨年は義父の他界もあり、新年のご挨拶控えておりましたが、
本年も宜しくお願いしますm(__)m
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