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TMC Tungsten Fly Eye

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TMC Tungsten Fly Eye

先週末は、北海道釣行前最後のタイイングをしました。
作成したのは小さなスカルピンパターンです。
本流はダーティーホーばかり使ってましたが、最近はスカルピンパターンを
使う機会が増えてます。
今回ご紹介するTMCのダンベルアイをご紹介する前に、
まずはスカルピンパターンの特性について記載したいと思います。
ダーティーホー、スカルピンパターン共通するのは
ゾンカーテープです。
カルピンパターンの場合、ラビットゾンカーを上下に付けるパターンや
左右の付けるTTスカルピンのようなパターンもありますが、
何れにしてもゾンカーテープの怪しい動きはトラウトを魅了します。
米国のワンフライコンテストで長年優勝をさらっていたのは、
ラビットゾンカーを上下に付けたダブルバニーであり、
ダブルバニー封じのために、レギュレーションが
変わってしまったほどです。
私がイントルーダーよりダーティーホーを多用する理由もやはり
このゾンカーテープに魅了されてのことでした。
今年の6月に仲野さんから実釣の手解きを受け、
ダーティーホーのウィークポイントを考えるようになりました。
それは、コーンヘッドです。
ダーティーホーは、コーンヘッドをフライ先端に取り付けますので、
キャストし着水するとかなり鋭角に水に沈みます。
直角に沈まないのは、ティペットからのテンションが若干あるのと、
フック自体の重さや、ゾンカーテープが抵抗力となるためですが、
それでも鋭角に沈むと思われます。
完璧なキャスト完璧なメンディングが出来ればフライ着水後からすぐに
スイングの体制に入れますが…(^◇^;)
なかなかそう上手くはいかないものです。
ここ最近の仲野さんのイントルーダーやスカルピンパターンを見ると
ダンベルアイの位置がやや後方に取り付けているようです。
これは、ダーティーホーのように着水後、鋭角に沈ませるのではなく、
体制を保ったまま沈ませることを目的としているようです。
そして体制を保ちながら沈むイントルーダーやスカルピンは、
着水後、フライが沈む時から魚の反応があるようです。
そこで登場するのが、今回ご紹介するTMC Tungsten Fly Eyeです。
イメージ 1

このTMC Tungsten Fly Eyeの最大の特徴が、ダンベルアイの
形状です。
通常のダンベルアイは、上下、左右対象の堤太鼓のような形状ですが、
このダンベルアイは違います。
形状が上下非対称です。
イメージ 2

この非対称の理由は、他のダンベルアイは、シャンクの下に取り付けるのに対し、
このダンベルアイは上から取り付けることが可能となり、ダンベルアイの
取り付け位置をあまり下げ過ぎなくても、フライが姿勢を保ちながら
沈んでくれる効能があります。
ただし、使い方に注意点がありますので、どのように使っているかに
関して説明しながら小さなスカルピンをタイイングしていきたいと
思います(^_-)-☆
さて、TMC Tungsten Fly Eyを使ってスカルピンパターンを作ってみます。
TMC Tungsten Fly Eyの場合、タイイングする前にダンベルアイの左右に
シールの目玉を貼るという重要な作業があります。
TMC Tungsten Fly Eyのもう一つの特徴がこのリアルかつ魚の
アピールを高める効果のあるキラキラが白目部分にプリント
されていることです。
この目の取り付けは非常に剥がれやすいので瞬間接着剤をほんの少し
付けて下の写真のようにハックリングするためのツールを使ってます。
イメージ 3

さて、目のシール張りの準備が整ったところでタイイングを始めます。
一般的には下巻きして、フック取り付け用のPEラインを取り付けてから
ダンベルアイを取り付けますが、TMC Tungsten Fly Eyeの場合、
取り付ける部分に厚みがあると折角、微妙に非対称になっている
部分が効果を発揮出来ないばかりか、重心が上になってしまい、
フライが反転してしまいます。
今回使ったTMC Tungsten Fly Eyeは、サイズがXSという一番小さいものを
使ってますので、シャンクも細めのものを使ってます。
イメージ 4

今回は#6を使いましたが#8もしくは#10の方が良いと思います。
まずは、うす~く下巻きしたらPEラインを取り付ける前にTMC Tungsten Fly Eyeを取り付けます。
イメージ 5

写真は、ダンベルアイの位置を調整する前に撮影したため、
ダンベルアイの取り付けが若干曲がってますが、シャンクに対し
綺麗に直角に取り付けて下さい。
それからPEラインを取り付けます。
下側のPEラインを取り付けて、長さを調整し、上側を取り付けます。
イメージ 6

イメージ 7

PEラインを取り付けてから、粘性の少ない瞬間接着剤
(アロンアルファ釣用が良い)でダンベルアイ、PEラインを固定するように
しっかりと染み込ませて下さい。
小さなスカルピンですのでラビットではなく、ミンクゾンカー使いました。
ここからは説明を省きますが、ギル(エラ)をイミテートし、オレンジ色の
シールズファーとICE DUVを混合し、ツイストし巻いて、しっかりと
フライに膨らみが出るようにピックアップした後、オリーブとICE DUBブラウンを
混合したシールズファーにラビットゾンカーナチュラルブラウンから切り出した
毛を挟み、写真のようにします。
イメージ 8

それをシャンクに巻きつけて完成です。
イメージ 9

OPSTの#6フックを取り付けるとこのくらいの大きさです。
イメージ 10

上から取り付けられるダンベルアイとしては、
こんな製品もあります。
Harerine Dubbin Tungsten Predator Eyes
イメージ 11

全長は4cmくらい。
5番ロッドでも簡単にキャスト出来る大きさと重さです。
イメージ 12

湖、本流でも実績のあるパターンです(^_-)-☆
イメージ 13

このダンベルアイの形状も同様ですが、個人的には目がリアルなTMC Tungsten Fly Eyeが好みです(^ー゜)
いよいよ明日から北海道釣行です♪
お天気も良さそうで楽しみです。
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