ミニチュア・イントルーダーを久し振り作成♪
関東近郊、北海道支流用に小さなイントルーダー作成しました♪
前回ご紹介した「Hareline Fine Black Barred Marabou Feathers」を使って作ります(^ー^)v
「Hareline Fine Black Barred Marabou Feathers」に関しては、下記ブログを参考にして下さい。
https://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/15375703.html
小さなダーティーホーに固執してミニチュア・ダーティーホーを作った時期もありましたが、最近は小さなストリーマーはイントルーダー型ばかりです。
ゾンカーの動きも魅力的ですが、小さなダーティーホーはフッキングに問題があり、ダイレクトにフッキング出来るイントルーダーの方がバレが少ないからです。
釣果はピーカンで通常サイズのイントルーダーでまったく釣れなかった際にこのイントルーダー使って3匹ニジマスゲットしましたので実証済みです。
今回はマラブーメインで作成し、オーストリッチは使いませんでしたが、マラブーを使うか、オーストリッチを使うかの選択は上記の前回のブログを参照して下さい。
【マテリアル】
Shank : OPST Micro Shank
Thread : Danville's Flymaster Plus 140 denier Orange
Wire : OPST Intruder wire
Danbel eye : HARELINE DUBBIN Sunken Barbell Eyes
eye : FISH SKULL Living Eyes(3mm)
Shoulder Base 1 : OPST Baby Seals Fur(Moss Green)
Shoulder Base 2 : Opossum
Shoulder : CANAL Marabou (Golden Olive)
Topping : CANAL COCK PHEASANT(Brown)
Boddy : Lagartun Flat Braid(Gold)
全てが拘りのマテリアルです♪
1.スレッドで下巻きします。
Danville's Flymaster Plusは、本当に秀逸なスレッドです。特にOrange(薄いブラウンっぽい色)の発色は最高です。
https://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/15207979.html
2.HARELINE DUBBIN Sunken Barbell Eyes + FISH SKULL Living Eyes(3mm)を使います。
非常に軽量かつ目玉の光沢が素晴らしいです。
このフライを作成する際はあまり光沢素材を使いませんので、この目のアピールも大きな要素となります。
https://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/14645153.html
3.イントルーダー用のワイヤーを取り付けます。
小さなイントルーダーですので、細く切れにくいワイヤーが良いです。OPST Intruder wireは、極細でファイバーグラスの繊維で編み込んである素材を使っているため、切れ難いのが特徴の拘りのワイヤーです。
上からしっかりと真っ直ぐになるように取り付けます。この辺りは丁寧にタイイングして下さい。
取り付けた後は、アロンアルファ釣り用でしっかりと固定します。
4.OPST Baby Seals Fur(Moss Green)+ HARELINE DUBBIN ICE DUB(Golden Brown)を半分ずつ混合します。
使う量はごく僅かです。ショルダーが大きくならないように少ない量で♪
しっかりマテリアルをピックアップすればマテリアルの量が少なくても問題ありません。
5.オポッサムを準備します。
オポッサムは近年、なかなか入手できないマテリアルですが、直近のSkagit Camp(北海道)に行かれた方は、入手されたと思います。
非常に柔らかいにも関わらず、しっかりとショルダー作ってくれます。
下記写真は、オポッサムの毛を切り出した後ですが、少し多過ぎです。
1マスが1cmですので、3.5cm以上ありますが、2.5cmくらいで十分です。
6.4と5をスレッドに挟みツイスターでツイストしてしっかりマテリアルを掻き出し、密に巻いていきます。
写真は、マテリアルの量多過ぎですので、もう少し少ない方が良いです。
7.CANAL Marabou (Golden Olive)を左右に取り付けます。マラブーから切り出す長さは1.5cmくらいです。
動きで魚を誘うのはこの後ろ側のマラブーになりますので、小さいイントルーダーだからと言って、小さくならずに、長めに取り付けて下さい。
8.Lagartun Flat Braid(Gold)をシャンクに巻いて行きます。アピールの少ないこのストリーマーでキラキラでアピール出来る重要な部分です。
https://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/14579969.html
9.前側のショルダーを作ります。
4,5,6と同じ要領でショルダーを作成します。ここでもあまりマテリアルを付け過ぎないのがポイントです。
特に重要なのは、前側のショルダーを取り付ける幅です。下記写真が参考になりますが、可能な限り、
少ない回転で巻き代の幅を狭くするのがポイントです。巻き代を少なくかつしっかりマテリアルを取り付けるためには、
マテリアルをスレッドに挟む際に、若干密に配置してあげるのがポイントです。
10.マラブーをツイスターで取り付けるのですが、ここでのポイントは、取り付けるマラブーを短くするということです。
2つの写真を掲載します。
上の写真は、取り付けるマラブーの量が多過ぎかつ長過ぎですので、シャンクがまったく見えません。
下の写真は、取り付けるマラブーの量を減らし、長さを短くしたものです。
11.CANAL COCK PHEASANT(Brown)の取り付け
前側のショルダ-は、動きでアピールするのではなく、魚の側線に感じさせる!即ち水流に変化を付けるための仕組みを作ります。
しっかりと両側に丁寧に取り付けます。はじめは軽く力を抜いて両側に取り付けます。曲がったら何度もやり直して下さい。
ストーク部分は折り返して取り付けると抜け難くなります。
12.最後に、頭の部分に異なる色のマラブーを取り付けます。
ここに、Hareline Fine Black Barred Marabou Feathers(Gold)を使ってみました。
完成です♪
いや~♪良い感じです♪
もう一つ、前側のショルダーにHareline Fine Black Barred Marabou Feathers(Gold)を使って、横に取り付けるトッピングをWHITING Coq De Leon Rooster Wingを使ってみました。
う~ん!この方が魚っぽい感じになるかも…
鱗っぽい感じも出て良い感じですね。
最後にNATURE'S SPIRIT(Sculpin Olive)のマラブーを上側に取り付け完成です。
次回は、白斑模様の小さなイントルーダー作ってみます。
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