新年初タイイングはミッジパターンからです。
明日の管釣用のタイイングです♪
昨年末の1月3日にも初釣に行ったのですが、イワナの釣果には満足したものの
ヤマメのプールでは残念な結果に終わってしまったため、今回はリベンジです。
♯20以下のミッジは非常に難儀でした(^^;
カリタ式のキロノSSイマージャーを改変して作成したラッピングピューパです。
タイイング前にまずは、ラップ素材の準備です。
回転式のカッターと定規でラップ用(贈り物用)のラッピング素材を細さ2~3mm程で切り出します。
切り出した後に、凹みを作ります。
これが無いと、フライのフックに取り付けるのが非常に難しいです。
TMC 206BL ♯24のフックを使います。
スレッド(TMC 16/0 TAN)で下巻きして、
フックにラップ素材とXXFの極細ティンセルを取り付けます。
グースバイオットのBWO色を巻きつけます。
次に、細いティンセルを巻きつけていきます。
ユスリカのセグメントをこの細いティンセルで現します。
そして、ラップ素材を巻きつけます。
前回は、カリタ式ヴェインファイバーを使ってポストを作りましたが、ヴェインファイバーは、
浮力がありませんので、今回は、代わりにエアロドライウィング(シナモン)を使いました。
ソラックスをシマザキフライトーンで着色します。
ちなみに、シマザキフライトーンの変わりに株式会社TooのCOPICを使ったりもします。
このCOPIC、アニメーションを書く人は知っているようですが、150色以上あます(^^;
着色が終わったら、ヘッドセメントを着けます。
着けるのは、ラップ部分ではなく、ソラックスの着色した部分のみです。
ヘッドセメントは、下記の「Hard as Hull」を使っております。
紫外線でも変色しないヘッドセメントとして有名なようですが、
刷毛がついていて、そこそこ粘性もあり、扱い易いです。
上記のヘッドセメントだけでも良いのですが、私はさらに耐久性を上げるために、
下記を使います。
1液性のウレタン樹脂です。ランディングネットのウッドをピカピカ鏡面仕上げにするのに
使ったりしますね。
ランディングネットでは2液性のウレタン樹脂を使うことが多いのですが、
こちらは、扱い易い1液性です。
そして、出来上がりがこちらです。
ウィングを切ったら完成です。
実は、今回ある実験をしようと思ってます。
上記ユスリカピューパを2種類同じものを作りました。
1つは上記ウレタン樹脂を使い、もう一方は、ケイムラ入りのUVレジンを使います。
ルアーやってる方はご存知だと思いますが、ケイムラ♪
紫外線に反応して光る樹脂です。
リアリスティックフライを作成する際にUVレジンを使うのですが、あまり良いUVレジンがありませんでした。
そこで、見つけたのが下記です。
UVレジンでありながら、ケイムラ入り♪
UV電池で当てるとこんな感じになります。
人の目にはまったくわかりませんが、フライボックスを照射すると非常に興味深いことが
わかります。
バイバイさんから頂いた、緑色のスレッドのブナ虫パターン♪
UVにかなり反応してます。
な…なんと…先日ご紹介した北海道十勝地方の名ガイド!高橋さんからご紹介いただいたパターンの
レッグ素材!!
UV照射で発行してました。
なるほど、釣れる理由が他にもあったとは…
恐るべし…
他に、ちょっと珍しい素材を使ったこんなパターンや
イワナ釣りに絶好調だった、フラッシャブーを巻きつけてキラキラ感を出した
イマージャーパターン、
計10個ほど作成しました。
明日、うらたん行ってきます♪
寝坊しないようにしないと… (--;)
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