Mario Wojnicki 222V3 Glass Ferrule Bamboo Rod
2011年6月に依頼していたMarioのバンブーロッドが届きました。
7' 3" # 3 の五角ロッドになります。
Marioは、昨年末から米国と仏国に工房を構えロッドの製作をされているようです。
工房引越作業等でかなりバタバタされているようで、バンブーロッドに精通されている
サンスイ渋谷店のHさんからは、さらに2年くらいかかるのでは?とのことで
気長に待つことにしたのですが…
当初依頼した際は、待ち時間3年と回答がありましたが、
先月「あなたのロッドの検証を始める」とのMarioからのメール連絡がありました。
想定外の速さにびっくり!記録的な円高が終息を向かえ、日々円安の状況下、今年から、
Marioは、ロッドの価格を上げたようで、お財布もびっくり!!でした(--;
彼からの連絡に私は、下記リクエストメールを出しました。
1.通常Marioが作成する222V3よりも若干ティップを繊細にして欲しい。
イメージ的には、MarioとティムコがコラボしたグラスロッドのGM723-3イメージで…
Marioのロッドは、6角が先調子のロッドで非常に使いやすく、
(五角でも、ファーストアクション、フルパラロッドもあります)
H氏によると♯3ロッドにしては、若干パワーがあり過ぎるとのことでしたので、
もう少し繊細なロッドに仕立てて頂こうと思い、リクエストしました。
2.ロッドのコスメは、お任せする。リールシートはマリオのお気に入りのものを
使ってくれ!
マーケット価値としては、Marioのロッドのグリップは、フルウェルの方が人気があるようです。
私は、Marioのグラスロッドでフルウェルとシガータイプのグリップのロッドを持ってますが、
シガータイプも非常に使いやすかったので、どちらでも良いと思ってました。
ロッドのバランス等考え、Marioに判断して貰うこととしました。
その他、このロッドの使う状況、使用するフライラインや対象魚も含め今回作成して欲しいロッドのアクションをメールで記載しました。
Marioからは、「了解した!あなたが考える最良のロッドを作成するつもりだ!」との
心強い返事が…
そして、本日ロッドが届きました。
郵送元がフランスでしたので、仏国工房による作品と思われます。
2013年からMarioのロッドのデザインが一新されたようです。
ブランクの焼き色含め、非常に満足なカラーです。
気になっていたグリップはフルウェルでしたが、グラスロッドの217P4のグリップの
フルウェルとは若干異なっており、手に吸い付くような感覚です。
リールシートのリングが銅色になってます。
ラッピングには黒の絹糸が使用されてます
グラスフェルール!楽しみにしていたのですが、
ロッドのブランク色との違和感もまったくありません。
気になるロッドティップの曲がりは…
ほぼ真っ直ぐと言うことで…(;^_^A
グラスフェルールに関する注意事項が記載されてます。
グラスフェルールにはロッドワックスを塗ります。
SMITHのフェルールワックスはパラフィン100%ですので問題なく使えます
このあたりのロッドを繋ぐ感覚はグラスロッドと同じです。
非常にお手軽にロッドを繋ぐことが可能です。
ニッケルシルバーのフェルールと違って抜けない恐怖におののくことはなさそうですが、
間違って捻ってロッドを抜き取らないように細心の注意を払わなければなりませんね。
繋いで振った感触はかなり良さそうです。
後ほど、いくつかのフライライン持って試投してきます。
【2013年2月25日 キャスティング インプレッションに関しては下記を参照して下さい】
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