Iridescent Hoh!!
さて、冬のタイイングの季節にあわせ、タイイング用のマテリアルを
Spey PeacockとBlack Peacock quillです。
どちらも貴重なマテリアルです。
Black Peacockはダイドしていない黒のクイルとして、
ウェットフライに使う予定です。
光の加減によって黒の中に怪しい緑色の光が…
いかにも釣れそう…
そして…
Spey Peacockは、CANALさんからの新しいマテリアルとして販売されました。
サンスイ渋谷店の勝村さんによれば、孔雀のランプ部分にあるピーコックアイの
成長前の羽だとか…
年に一度生えかわり、繁殖期に向け成長してゆく過程のフェザーとのこと。
ピーコックアイよりも繊細で細く柔らかいのが特徴です。
季節限定のマテリアルということで、早速購入しました。
独特の柔らかさと緑色、ブロンズ色の輝き、そして斑模様…
確かにSpey系フライにばっちり適合しそうです。
さて、今回は、このマテリアルをふんだんに使ったダーティーホーを
作ってみます♪
Iridescent(玉虫色) Hohとでも名付けることにします。
貴重なマテリアルですので、丁寧に作ることにします。
作成方法は今までのブログ掲載を見て下さい。
今回は、特に綺麗にダーティーホーを作るにあたっての重要な部分にフォーカスして
説明したいと思います。
玉虫色の綺麗なSpey Peacockに敬意を払って、キラキラ系の素材は使いません。
すべてナチュラル素材のみでタイイングしようと思ってます。
全長は5.5cmのやや小さなダーティーホーです。
コーンヘッドは、6mmではなく、5mmの中くらいのものを使います。
【マテリアル】
1.スレッド:Danvils 140 denir black
2.シャンク:Gamakatsu S11-4L #4
3.PEライン:Power Pro 34.4lb green
4.コーンヘッド:Wapsi 5mm
5.シールズファー:OPST オレンジ、OPST ブラック
6.ポーラーベアー:Canal オレンジ
7.ショルダー:CANAL Spey Peacock
1.下巻は、コーンヘッド末端から5mmです。(4mmでも良かったかな?)
2.シールズファーでショルダーのベースとなる部分を作ります。
しっかりと、指を水で濡らして一方向に折り、撫で付けながら巻いて下さい。
ウェットフライを作成される方は、ダブリングの要領で…
ここを丁寧にしないと、しっかりとショルダー形成出来ません。
3.ポドキンや歯ブラシ使ってしっかりとピックアップ!!
4.しっかりと等間隔でポーラーベアーを置きます。(これも需要です。)
ポーラーベアーをシールズファーでサンドして…
余分は、カットします。
5.ツイスターでしっかりとツイストして…(この時、スレッドに対し、
ポーラベアーが垂直になるように調整)
もちろん、ポドキンでしっかりとピックアップし、指を水で濡らし、
一方向に折り目をつけ(ダブリング)、しっかりとシャンクに撫で付けながら
キツキツに巻き付けます。
こんな感じに前から見て放射線上にマテリアルが着いているようにしっかり
ピックアップします♪
6.いよいよSpey Peacockの登場です。
Spey Peacockは、レアフェザーと同様細いですので、ふんだんに使います♪
これでも少なかったかな?(^^;
これも等間隔で長さを揃え、綺麗に並べ、シールズファーでサンドします。
7.同様に指に水付けて折り目をしっかり作り(ダブリング)、
ここで、シャンクにやや余裕がある場合は、スレッドをコーンヘッド末端と
マテリアルの間に巻いて、余裕を減らします。
この部分がキツキツでないとマテリアルが立ちません。。。。
フフフ♪
出来上がりました♪
下巻をコーンヘッドの末端から5mmとしましたが、取り付けるマテリアルが少ないため4mmで良かったです。
Spey Peacockの量を節約場合、黒のオーストリッチを使ってショルダー
作成した後にSpey Peacock使っても良いと思います。その場合は、下巻5mmで良いと思います。
いや~!!写真で撮影してもあまり玉虫色の感じがわかりませんが、
何とも言えない輝きです。
Scott HowellさんのTruder Tubesに保管します。
イントルーダーやダーティーホーを収納する際、ストリーマーに最もダメージを
与えないフライボックスです。
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