第2回 Skagit Cast 基本編【Skagit Castの用語編】
Skagit Castに関するブログを記載するにあたって
キャスティングを説明するために、Skagit Castの教則本(DVD)である
今後、Skagit Castの説明をしていく上で上記7つのステップを元に
用語だけではわかりずらいですので、実際に私がSkagit Castをしている
■Skagit Cast 7つのステップ
①ハングダウン
②ピックアップ
③セット
④スイープ
⑤45度スラスト
⑥ターンオーバー
⑦キャスティングストローク
①ハングダウン
②ピックアップ
ロッドティップを持ち上げてシンクティップを水面方向に引き上げながら
移動させたフライの着氷を確認した後、ロッドティップをキャストアウト
セットしたラインを一気に剥がし、円運動でロッドに付加をかける動作です。
教則DVDやエドワード氏のYoutubeでの説明で陥り易い間違いに関しては、
第3回以降で説明しますね。
⑤45度スラスト
スイープしたラインが自分の斜め後方45度の位置で、円運動のロッドの
動きから直線運動の動きに変わる、まさにその瞬間が45度スラストです。
※ラインの動きではなく、ロッドの奇跡であることに注意!
スラスト=thrustは、和訳すれば「押す、突く」という意味とのことです。
ロッドを45度後方に押し出す、突くという感じですが、
これ!!タイミングが非常に重要で、この45度の角度が乱れると
推力が損なわれラインが、まったく飛んでくれないのですが、
後ろ向かないと確認出来ないので、他の人に見て貰い、
適切な角度になっているかを確認して貰うのが良いです。
⑥ターンオーバー
ロッドの奇跡は、円運動から45度スラストを経る際に、ラインは、
ラインを円運動から直線運動にする動作がターンオーバーです。
円運動を如何にスムーズに直線運動に変えるかが重要です。
⑦キャスティングストローク
いわゆるシングルハンドで言うところのシュートになりますが、
また、シングルスペイのようにロッドを高く持ち上げて力を入れて
Skagit Headは、ライン自体が短いですので、ロッドを高く上げると
あくまでもターンオーバーをした力をそのままキャストアウトするという
上記以外にSkagit Castを行う上で重要なキーワードを記載します。
■サンティンドアンカー
セットしたフライをターンオーバーする際に、後方にループが生じます。
シンクティップとフライ(重いタングステンコーンヘッド)がそのループを保持し続けるためのアンカー(いかり【錨】)の役割を果たします。
アンカー部分を沈めたままキャストアウトするのが、他のスペイ系キャストとは
異なる部分になります。
■コンティニアスロード
コンティニアスは、英語でCONTINUOUS!つまり「連続的な」という意味ですが、
遠心力、重力含めラインには様々な力がかかります。その力を連続的にスイープ
からターンオーバー、キャストアウトします。
Skagit Castでは、Skagit Head自体が重いため、この重さをキャストアウトに
おける推進力にする意味でも連続的な動きが重要となります。
第3回Skagit Cast 基本偏 以降で各々のステップで、私が指導受けたこと、
誤解していたこと、説明を受けて、凄くわかり易かったこと等記載して行こうと
思ってます。
私自身、まだまだ初級段階ですが、これからSkagit Castされる方や、
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