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第1回Skagit Cast応用編(軽いSkagit Headをキャストするコツ♪)

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第1回Skagit Cast応用編(軽いSkagit Headをキャストするコツ♪)
 
そろそろ第4回Skagit Cast基本偏(Pick Up)を書こうかな?
と思ってましたが、右岸からのC Speyの動画が撮れておらず、
なかなかブログ作成まで行きついてません(^_^;)
今回は、一足先にSkagit Cast経験者向けにブログを書こうと思ってます。
前回のブログの中で、大きな壁を一つ乗り越えたように思えると
記載しましたが、仲野さんから指摘を受け、改善したポイントについて
書きます。
6wt以上の高番手ロッドでは、Skagit Headの重さでキャスト出来ますので、
気付かないことが多いのですが、今回購入した10'3" 4wt、175grの
Headを使うと如実に私のキャストに問題があることがわかりました。
細かい部分含めれば色々と修正点があったのですが、私のSkagit castが
大きく改善されたポイントについて記載します。
低番手ロッドでキャストする際のヒントになるかと思います。
 
今回、私が修正したのが大まかに記載すると下記2点です。
 
①Sweepは、水面と平行にする。
②キャストアウトの際は、真っ直ぐにロッドを振る。
 
 
一見、物凄く当たり前のようですが、低番手かつ短いロッドでキャストする
際には、陥りやすいミスになります。
 
Skagit Castの場合(何事もそうですが…)ミスを犯したと
思ったステップの前のステップに問題があることが多いです。
 
①Sweepは、水面と平行にする。
 
低番手のロッドでキャストした瞬間、無意識に崩れたのがこの①になります。
何故、①が崩れたのか?
原因を追究すれば、すぐにわかりました。
 
低番手でなくても、短いスイッチロッドを用いた際にも起こりえます。
Skagit Castの場合、SETする際にロッドティップを水面に落とします。
これは、水面からの張力を最大限利用するために、ロッドティップを水の中に沈め
Sweepする際の動力にするための方法です。
 
ここに落とし穴がありました。
 
ロッドを一本の直線と考えるとロッドが短くなれば、
水面とロッドの角度が鈍角になります。
感覚的には、ロッドティップが下向きになります。
水にロッドティップを沈めた状態でSweepを始めるとロッドティップの
軌跡は、水面と平行ではなく、鋭角になってしまいます。
鋭角になると、Sweepの際、Skagit lineと水の表面張力が極端に減ります。
その結果、ロッドに負荷がかからない状態で45度スラスト、となってしまい、
後方への負荷が無い状態でターンオーバー、キャストアウトすることになります。
 
仲野さんからは、短いロッドでPerry Pokeを行う際は、
ロッドティップを一旦水面から出しなさいとアドバイスを受けました。
 
その結果、ロッドティップの軌跡が水面と平行になり、
私のキャストが改善されました。
 
下記動画は、仲野さんの右岸からのオフショルダー
Skagit Perry Pokeの動画ですが、Sweepの際、ロッドティップの軌跡が
水面と並行になっていることがわかります。
 

Sweep前にロッドティップを水面から出すように指導され、
改善した私のキャストです。
175grのSkagit Headで問題なくキャスト出来てます。
 

②キャストアウトの際は、真っ直ぐにロッドを振る。
 
ここに関しては、今回私が修正した中で最もインパクトが大きかった
改善点でした。
②も当たり前の話ですが、ここにも色々な改善ポイントがあります。
 
キャストアウトの際にロッドを真っ直ぐに振るためには、
まず、Sweep時の肘の開きを修正する必要がありました。
 
下記の写真は、以前の私のSweepですが、完全に肘が開いてしまっています。
 
イメージ 1
 
肘が開いた状態でキャストアウトすると、真っ直ぐにロッドを
振り下ろすことが出来ません。
まずはそこを修正しました。
 
上記私の動画を見て頂ければ、肘を開いていない(脇を閉めている)状態で
キャストしているのがわかると思います。
 
そして、次のステップがターンオーバーからキャストアウトの動きです!!
 
今までは、右手でロッドを振るようなキャストをしてましたが、
仲野さんからは、右手は、添えるだけ、左手を上手く使うようにと
アドバイスを受けました。
 
左手を上手く使うとはどういうことでしょうか?
 
下記動画が非常に良くわかると思います。
下記動画は、仲野さんが右岸からのSkagit Perry Pokeで基本に忠実に
キャストしているスローモーション動画です。
ロッドは、Beulah onyx Spey 10'3" 4wt Japan ltd、
ラインは、Beulah Tonic Shortの200grで、びっくりするほど
遠投してます。
 
キャストアウトする際の左手に注目して下さい。
 
リールシートを中心に左手を使ってロッドに回転運動を
起こしているのがわかると思います。
リールシートを中心に左手を使って回転運動を起こすことでロッドに負荷をかけ、
ラインを飛ばしているのがわかります。
 

 
これが、低番手で綺麗にキャストアウトする際のコツです。
リールシートを中心に回転させるため、右手は、リール近くを
握る必要があります。これも重要なポイントです。
 
ラインコントロール(ループの広さ、狭さの調整)は、
キャストアウトする際に、早めに親指を離すとタイトなループになります。
逆に、最後まで親指を離さないとナローなループになります。
 
第3回 Skagit Cast基本偏(Hung down)で記載した右手の親指で
弛んだランニングラインを持つテクニックは、ぜひマスターして下さい。
 
 
ラインコントロールがし易くなります。
 
今回は、Skagit Cast応用編としてブログ作成しました。
私自身、自分のキャスティングを動画で撮影し、改善点を見つけようと
思いましたが、なかなか見つかりませんでした。
 
仲野さんのSkagit Campがありますので、ぜひ参加して下さい。
指導者による改善点の指摘が初心者脱出のための、最良の方法だと思います。
 
なかなか遠方で、Skagit Campに参加出来ない方!(FBの方は、
メッセンジャーで、ブログの方は、ゲストブック等でも結構です)
ので、Skagit Castでこんなことが知りたい、こんなことで悩んでいる等
コメント頂ければアドバイス出来る部分もあるかと思います(^^)v
 
 
 
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