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第4回Skagit Cast応用編(スイング時の肘の開きの矯正)

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第4回 Skagit Cast 応用編(スイング時の肘の開きの矯正)
先日のSkagit Campの中で、私のキャスト時の課題をブログに
記載しました。
Skagit Campの際に実施した肘の開きを矯正する方法に
関して記載します。
その前に、先日のSkagit Campのおさらいです。
私の修正箇所
1.フライを置く位置
2.肘の開き
1.に関しては、前回のブログの中で記載しました。
今回は2.について詳細に記載したいと思います。
2.に関しては、肘の開きに関連し、下記の修正ポイントを仲野さんから
教えて頂きました。
 ①肘の開き
 ②肘の位置
 ③手首の使い方
 ④45度スラストからターンオーバーまでのロッドの奇跡
詳細を解説します。
①肘の開き
左岸からのキャストでは肘は開かないのに、何故右岸からは、肘が開くのか?
実は、薄々感じてはいたのですが、意識改革が必要だと思ってます。
右岸からペリーポークをする場合、セットするとラインの山が出来ます。
Skagit Castの基本(セット編)で記載しようと思っていたのですが、
先に説明すると…
図1
イメージ 10

上記の図のように、スイープ時は、セットしたラインの山の「山を登る部分」を
水面から剥がす際に、ロッドへの負荷が生まれ、キャストの推進力になります。
逆に山を下る部分ではそれほど負荷がかかりません。
セット時に動作を止めると(シンクティップとフライを沈めるため)一旦セットした山は、右側、つまり自分から離れていく方向に動いて行きます。
図2
イメージ 11

山の頂点が自分の前にある時には、意識しないのに、山の頂点が右側に
流れた際に、スイープ自体も身体の前でなく、身体の右側で
やってしまうのが、私の悪い癖です。
山が右側に動いてもスイープ自体にはまったく影響がありません。
むしろ山が右側に動いた方がロッドへの負荷は増加します。
増加する理由は下記図を見て下さい。
図3
イメージ 12

緑矢印は、ロッドのかける負荷、赤矢印は、ライン張力になります。
セットの山が鋭角な場合、スイープの際に最もライン張力が得られるのは、
山の頂点までラインを剥がす一瞬になります。
一方、山が動いてなだらかな山になった際は、ラインを剥がす瞬間から
45度スラスト前まで比較的満遍なく負荷がかかることがわかります。
従ってラインが右に流れていっても、何ら焦る必要はなかったわけです。
意識改革が完了したところで、肘の開きを抑制し、キャスト出来る
ように身体に覚え込ませる必要があります。
ここで仲野さんが小道具を持って来ました。
粘着テープです(^^;
粘着テープでグルグル巻きにされてしまいました。
これでは、肘が開きようがありません。
透明の粘着テープですので下記写真ではわかりにくいかもしれませんが…
イメージ 1

肘を開かずにキャストする癖を着ける!!
セット後のラインの山が移動しても、肘を開かずにキャスト可能だと
身体に意識付けをさせる!!
な~んだ!!
肘を開かなくても問題無くスイープ出来るんだ!!
ということを身体に納得させるまでキャストを繰り返します。
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8
イメージ 9

相乗効果として、キャストアウトの際に、ロッドを真っ直ぐに振り下ろすことが
出来るようになります。
そうです。ラインが暴れたりの原因は、肘が動いてしまい無用な力がかかって
しまうことが最大の原因だったのです。
今回のSkagit Campは、時間切れでここまでで終了しました。
私の練習方法を動画 にまとめました。
最後には、以前ご紹介させて頂いた仲野さんの
スローモーション動画を入れて置きました。
肘の位置をじっくり見てみて下さい。

さて!!!
肘の開きの矯正が出来た後は、ステップアップです。
今後は、②~④を実施しなければなりません。
②肘の位置
粘着テープを使って、肘を開かずに右岸からキャスト出来るようになれば、
次に矯正するのは、肘の位置です。
仲野さんのキャスティングフォームを見ると、セットからスイープ、キャスティングストロークまでを身体の前でやっている(捌いている)ように見えます。
指摘を受けたのは、肘の位置を今よりもやや前方にする!ということです。
スイープからキャスティングストロークまでの円運動は、リールシートを中心に
円運動させているのですが、リールシートの円運動させている位置が今よりも
前側(10cmくらい)にすることで、身体の前で捌くという動作が可能になるようです。
リールシートの位置を前にすると自ずと左手を使いたくなってくると
思います。左手の使い方は、以前下記ブログで記載済みです。
③手首の使い方
②の矯正と対になるのが、手首の使い方とのことです。
私のキャストを見ると手首が非常に硬く見えるようです。
もう少し、手首を柔軟に使い、リールシートを中心に円運動させると
身体の前で捌く感覚が向上してくるようです。
ここまで来るとかなりキャスティングは改善されると思いますが
まずは、①~③までを身体に覚えさせます。
ラインが飛ばなくても構わないと思います。
④45度スラストからターンオーバーまでのロッドの奇跡
①~③までを完全に身体に覚えこませた後に最後の仕上げが④です。
今回の練習でも④を意識してキャストしたのですが、①~③が崩れて
しまいましたので、とにかく①~③を身体に覚えこませた後で、
④を実施するべきだと思います。
④ に関しては、また別の機会に記載します(^_-)-☆
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