釣り動画撮影機材(3)GorillaPod SLR-ZOOM
来週末に北海道から父親が来ますので、釣行計画を立ててます。
狩野川や犀川等色々検討したのですが、関東近郊の激擦れ渓流でヤマメや
ニジマスのライズを探しながらの釣行は今年で80歳になる父親には
厳しいとのことで、養沢毛駒専用釣り場に行くことになりました。
全長3kmの自然渓流を管理釣り場として、フライ、テンカラのみで釣りを
することが出来ます。管理釣り場ですので、成魚放流もしてますが、
秋のシーズン終了時にヤマメ用の産卵床を作り、自然産卵もしています。
養沢育ちのヤマメも多くおります。
フライ歴45年の父親も東京在住だった時は、養沢毛駒専用釣り場に
よく通っていたらしく、ホームタウンのような釣り場とのこと。
数年前にロッジが放火され、新しいロッジが作られてからまだ、
行ったことが無いということで、養沢に行くことにしました。
最近は、動画作成に嵌っており、せっかくですので、父親の養沢のヤマメ釣り動画を
作成しようと思ってます。
私も久しぶりの渓流ですので、バンブーロッド持って楽しんで来ようと思ってます。
時には撮影し…といった感じになると思います。
動画撮影時は、手持ちで撮影するとどうしてもブレが生じます。
三脚が無くてもしっかりとカメラを固定出来、持ち運びがし易いものは無いかと
色々と探した結果…
こいつを入手しました。
JOBYのGorillaPod SLR-ZOOMです。
http://joby.com/gorillapod/slrzoom
3500円くらいで購入可能ですし、なかなか良さそうです。
しっかりとした作りで小型の三脚なのです。
三脚自体の重さは190g
自由雲台には水準器が着いてますので、便利です。
Panasonic Gh3にも液晶画面に水準器機能を表示させることが
出来ます。
GorillaPodの最大の特徴は、この脚です。
色々なものに絡ませて固定したり出来ます。
この脚を使って色々な使い方が可能です。
この脚の特徴と自由雲台を使ってこんな感じでカメラを安定させて
使います。
GorillaPodの脚先は、ゴム製ですので、滑り止めの役割を果たします。
■使用例1
3本の脚のうち、2本を肩に付け、1本をお腹に付けてカメラを安定させます。
両手を使えますので、便利ですが、2点ほど問題があります。
まず、両肩の2本の脚はほぼ完ぺきに固定できますが、
お腹の1本が問題です。
腹式呼吸すると、カメラ自体がお腹の動きに併せて動いてしまいますので、
腹式呼吸せずに、カメラを固定する必要があります。
そして決定的なもう1点!!
この固定法で最も安定するのは、お腹が出っ張っている人のみです(--;
■使用例2
3本の脚のうち、2本を肩に付け、1本を右手に持ちます。
この方法の問題点は、カメラを固定出来るのが脚2本になりますので、
横ブレは防げますが縦の固定に若干難があります。
また、1本の脚をハンドグリップとして使いますので、
カメラを操作出来るのは片手だけになります。
さらに、下記写真のようにモニターではなく、ファインダーを使うと
■使用例3
三脚の1本の脚を肩につけ、残りの2本を手持ちにします。
下記写真は、片方の手で小型カメラを持ち撮影してますので、
2本の脚を持てませんが、こんな感じです。
両手が塞がりますので、ズームやシャッターを押すことは出来ませんが、
動画撮影等では便利です。
■使用例4
いずれの方法も自由雲台を使ってカメラの位置を固定する必要があります。
こんな感じで、三脚として使ったり、簡易ショルダーマウントとして使ったり、
色々な使い方が出来るのが、GorillaPod SLR-ZOOMの利点です。
非常に軽量かつコンパクトですので、カメラを使わない場合は、
小さなリュックやウエストポーチにも入ります。
GorillaPod SLR-ZOOMに関する元ネタは、こちらのサイトになります。
非常に参考になるサイトですので、動画撮影を一眼カメラで撮影される
方は、一読の価値があります。
http://www.upitivity.com/gorillapod/
養沢での撮影前に、以前ご紹介した野川の桜ライトアップをGorillaPod SLR-ZOOM使って
撮影してきました。
全て上記使用例の方法で撮影してきましたが、ブレもあまり無く綺麗な動画が
撮影出来ました。
ただ、1点!!歩きながら動画撮影ではやはりブレがあります。
かなり慎重に歩いたのですが…
大きなモニターで見るとブレのある映像は酔っちゃいますので…
歩きながらの動画は最低限の映像のみ入れ込みました。
Panasonic Gh3は、レンズに手ブレ補正機能(空間光学手ぶれ補正機能)がついてますが、歩きながらの動画撮影ではカメラやレンズのブレ補正だけでは、ダメですね。
特に動画撮影の場合、歩きながら撮影すると臨場感あふれる映像を
撮影することが出来ますが、その場合は、ステディカムのような
機材(スタビライザー)欲しいところです。
■Steadicam Merlin 2
http://www.steadicam.jp/lineup/steadicam-merlin-2
■Steadicam Solo
http://www.steadicam.jp/lineup/steadicam-solo
ステディカムを使って歩きながら、時には走りながら撮影しても
いずれは欲しいアイテムですが…(^^;
まずは、来週末GorillaPod SLR-ZOOM使ってお手軽に動画撮影して来ようと
思います。
お楽しみに♪
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