Skagit Camp in Tokyo
サンスイさん主催のOPST Skagit Camp in Tamagawaに
行って来ました。
初日(24日)は、試投会+プチスクール。
2日目(25日)は、定員限定の完全スクール
と、2日連続のSkagit Campでした。
初日が右岸、2日目が左岸からのスクールになりますので
本当は両日行きたかったのですが…(;^_^A
土曜日に予定があり、2日目のスクールに参加して来ました。
北海道釣行以来、ロッド振ってませんのでほぼ1ヶ月ぶりのキャストに
なります。
車で郷土の森博物館に向かっていると、仲野さんから電話が…
当初の予定から場所が変更になり、右岸からのキャストに
なるポイントになるとのこと…行き先を変更し、会場に向かいます。
サンスイさん主催のSkagit Campとしては初の右岸からの
スクールになると思います。
私は、一足先に駐車場に着き、仲野さんにカナダスチールヘッド向けの
イントルーダーを見せて頂きました。
大まかに4つのベースカラーを巻かれておりますが、
グラデーションと マテリアルのボリュームを変えたパターン含め
色々なバリエーションで巻かれておりました(^_-)-☆
マテリアルの大きさ、使い方含め、本当に参考になりました。
さて!本日のスクールですが、2つの 目的を持って
スクールに望みました。
1. 高番手でのキャスティングで練習をすること
2. 北海道釣行で指摘されていた肘が開いてしまうことの修正
1. は、来年行くことになるであろうカナダスチールヘッド釣行に
向けた練習を…
2.は、今回、ある道具を使って凄く良い矯正をして頂きました(^_-)-☆
これが良かった~(;^_^A
ちょっと無様な格好になりますが、キャストする際に肘が開いたり、
動いてしまう癖がある場合、非常に良い矯正が出来そうです。
さて、会場に着くと…
物凄い風が…
右岸からのキャストでは、風速6~7mの風が上流から下流、
しかもやや向かい風状態で吹いてくるという最悪の環境でした。
早速、皆さん集まり、仲野さんから右岸からのキャストのポイント
解説が始まりました。
スクールには10名が参加しており、当初は右岸から立ち込みが
出来ませんでしたので、川を渡って左岸に入り肩慣らしします。
ペリーポークが気持ち良いくらい飛んで行きます。
今日は右岸から練習したかったので、早めにお昼ご飯を食べ、
皆さんがお昼を食べている間に右岸に入り練習します。
右岸からのキャスティング…
風向きは上流から下流、しかも向かい風…
この状況下でキャスト可能な投げ方は
フォアサイドのダブルスペイもしくはペリーポークですが、
ペリーポークではピックアップしてもフライが
手元に寄って来ず…(>人<;)
こうなると、残る手段はピックアップ時に風の影響を受け難い
ダブルスペイのみとなります。
フライをキャストする右側に起き、キャストアウト~!
アンカーが外れます(;^_^A
ロッドは高番手のBeulah Onyx Japna ltd 12' 8wt
水深は足首くらいのローウォーターのためシンクティップは
RIOの5FT FLOATING 5FT T8
フライは軽めのイントルーダー使います。
確かにアンカーが外れやすい状況下ではありますが…
途中、オーバーハングの長さを長めに取り、数回に一度
キャスト出来るようにはなりましたが、あまり改善しません。
風向きが左から右かつ向かい風の状況下で、スイープの際に
風がラインの遠心力をさらに加速させ、アンカーの外れやすさを助長します。
後ろでは、皆さん昼食をとりながら、
仲野さんが、私のキャスティングを見て、
何故、アンカーが外れるのか解説されていたようです(~_~;)
30分以上、この状態が続き、見るに見かねた仲野さんが
私のロッドでキャストします。
いや~!仲野さんでも無理でしょう…
絶句…(>人<;)
この状況下でラインがやや風の影響を受けながらも、
綺麗なループを描いて飛んで行きます(^◇^;)
仲野さん、さらにランニングラインを伸ばし…
絶句…(⌒-⌒; )
Commando Headのフロントテーパーが限りなく短くなり
ライン自体が短くなったことは以前ブログに記載しましたが、
この状況下で難なくキャストされているのを目の当たりにし、
自身のキャストが悪いことが如実にわかりました。
仲野さんから指摘を受けたのが2つ!
1. フライをセットする位置
2. 肘の位置を固定する
まずは1のフライをセットする位置ですが、通常は右岸からの
フォアサイドのダブルスペイでは、フライを置く位置は
キャストしたい方向の右側に置きます。
シンクティップやフライが軽い場合、
セットした段階でフライやシンクティップを沈めるために
(アンカーを外れないようにするために)
動作を通常よりも長く止め、しっかりフライを沈めてから、
キャストする必要があります。
フライをキャストする右側に置いて止まる動作を長くした場合、
軽いシンクティップ、軽いフライでは、川の流れに流されて、
身体から離れた位置に移動してしまいます。
そこで、フライの置く位置を自分の身体の前、もしくは身体の少しだけ
左側に置きます。
こうすることで、シンクティップとフライが十分に沈む時間を確保出来ます。
この方法でキャストした際のアンカーが外れ難くなったのですが、
まだ外れます。
次に矯正したのが、肘を固定しキャストする方法です。
この方法は、Skagit Castで肘が開いたり、肘が動いてしまう癖がある
場合、最も効果的な矯正方法になりそうです。
私の場合、左岸からのキャストでは、肘が開かずキャスト出来て
いるのですが、右岸からのペリーポークの際に肘がどんどん開いて
行きます。
下記動画は、以前掲載したものですが、左岸からではそれ程肘は
開いてません。
※手首の使い方、スイープ時のリールシートの位置をもう少し前に…
等修正する箇所はいっぱいありますが…
ところが、右岸からキャストすると肘の開きが顕著になります。
理由含め次回のブログで掲載しようと思います。
今回、この肘の矯正をするために、仲野さんが
小道具を持ってきて、それを使って練習することで、
肘の開きを矯正しました (^_-)-☆
この練習方法は、FML佐藤さんに撮影頂きましたので
動画ファイルを頂き次第、掲載しようと思いますので
しばらくお待ち下さい。
非常に強い風の中でのキャスティング練習でしたが、
自身のウィークポイントがわかり、非常に有意義なスクールと
なりました。
スクール中、色々とフォローして頂いたサンスイ新宿店の
白川さん、FML仲野さん、佐藤さん、本当にありがとうございました。
来月にはもう一度自主練しないと…(⌒-⌒; )
そして、フライも巻かないと…
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