BILL BALLAN STEELHEAD REEL の修理♪
北海道の釣行でも使ったBILL BALLAN STEELHEAD REEL!!
以前ご紹介させて頂きましたが、バーミンガムスタイルのリールとしては、
非常に軽量でドラグもかかることから重宝しております。
私が持っているのは、アドベンチャーシリーズのSTEELHEAD REELです。
国内で未発売のこのリールですが、重さが8.4 oz = 238 gという
バーミンガムスタイルのリールとしては、驚異的な軽さが特徴です。
何度か、このリールを失う危機がありました。
一昨年の然別湖での釣りの際…
リールの蓋が外れ水深1mの湖の中へ…
このリールは、ボグダンやサラシオーネ同様ネジが無くても
スプール変更可能なリールです。
横にあるバネを引き、スプールを回転させるとパカっと外れます。
湖で脇にロッドを抱えてリトリーブする際にバネが押され、
徐々にリールの蓋がズレ、スプールが回転しているうちに蓋が外れ水の中へ…
手を伸ばしても届かず、底は石がゴロゴロしており、ランディングネットで
何とか手前に寄せようにも寄ってこず…
一緒に釣りをしていた父親からは、「もう諦めろ」と言われたけれども
既にビルバランは廃業しており、日本国内では、ほとんど出回っていない
リールですし、新たに入手出来ませんので諦めきれない。
えい!とさらに手を伸ばして取ろうとした瞬間…
自動拡張式のライフジャケットがボンっと開き(--;
父親からランディングネットを取り付ける磁石をティペットに取り付け
これで取れば?と…
私は、軽量なBILL BALLANリールの蓋は、アルミ製で磁石には反応しないと
思い込んでましたが、何と磁石にくっつくではないですか!
ということで、何とか紛失のリスクを回避したリールです。
次の危機は今年の9月の北海道釣行時になります。
リールを巻いていた際にハンドルが取れて、ネジが危うく
川の中に落ちるところでした。
ドライバーを釣り場に持ってきていなかったため、ガイドの下山さんから
ナイフをお借りしネジを閉めたのですが、強く締めすぎるとハンドルまで
固まってしまいます。
緩く締めるとまたネジが取れてしまいます。
カナダ釣行時に大物との格闘の際にリールファイトが予想されるため、
何とかこのハンドルを修理したいと思ってます。
もう一度、BillBallanのリールを見てみると…
ネジをがっちりと固定すると、ハンドルの遊びがまったく
無くて、ハンドルが固定されてしまいます。
ネジを緩めてリールを回すと
ハンドルのネジがどんどん緩んできて…
外れてしまいます(; ̄ェ ̄)
構造上の問題があるのだろうか?と思って、Hardy Bougle Centenary Edition
のハンドル構造見てみました。
ハンドルとリールの間にワッシャーのようなものが入ってはいますが、
基本的な構造は、変わらないですね。
ただ、唯一の違いは、ネジを強く締めても、ハンドルがスムーズに回ってくれる
ことですかね。
一方ビルバランのリールの方は…
強く締めると、ハンドルが回らない(ーー;)
何でだ?
と思い、ネジ穴見てみると…
ん?何か掘れてる?
結局、ネジ頭の付け根からネジ穴までの長さが 短くなってしまい、
ハンドルとネジが干渉してしまうようになってしまったのが原因かと…
さて!原因がわかったら改修方法検討です(ーー;)
改修方法としては、下記3つになりそうです。
案1 S字クランクを作って貰う。
原因となった部分を直接修正出来るので、長期に
わらり、使うことが出来そう。
※恐らく最もコストがかかる。
案2 ネジを作って貰う。
今のネジよりもごく僅か長いネジを作って貰うと、
ハンドル部分に遊びが出来、強くネジを締めても
ネジとハンドルが干渉しなくなる。
案3 ハンドルを削る
最もコストがかからず出来る方法。
ドレメルがあるので自分でも出来そうですが…
削る場合は、リール側削るか
ネジの溝を削るか…
S字クランクの溝が深く掘れた部分を修正するわけではないため、
どの位持つかは、未知数ですが…
リールフットも若干曲がりが出ているようで…
反対側から見ると…
今回リールフットのネジを初めて外しましたが
あまりに軽量でびっくりでした。
リールフットは、アルミ製?
軽量なのですが、耐久性を犠牲にしている部分もあるかと思います。
リールフットは、新たにブラスかジュラルミン製で作って貰おうかな?
色々とトラブル続きのビルバランですが、現行のまま保存しておくのではなく、
実釣用としてカスタマイズしたいと思ってます。
以前、父親のウォーカーリールメンテナンスを
依頼したトラッタさんに依頼しようかな?
そうそう、最近、とっても気になるリールが発売されました。
新製品 Mark Vが発売になったようです。
他社製品より細めの40lbsのOPSTのランニングラインと
短くなったSkagit Head、Commando Headおかげで、
3 1/2の大きさで問題ないと思いますが、
大物とのやりとりを考え、バッキングを増やしたい時は、
3 3/4が良いかと…
Mark V Model 3 1/2 で10oz=283g
昨年のモデルの
Mark lV Model 3 1/2が354gでしたので、かなり軽量化されてます。
Mark V Model 3 3/4で11.5oz = 326g
う~ん!!買うなら3 1/2 かな?
最悪、バッキングラインの長さを稼ぐため、PEライン使えるし…
サラシオーネは、今年から代理店契約を止めたようで、購入するためには、
直接依頼し、Paypal使って支払うようになりようです。
注文から2~3ヶ月で届くようなので…
ビルバランのリールが危うくなった今、欲しくなってます(ーー;)
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