先日のブログに引き続き、ロッドの外観編です。
★ロッド概要★
大きく2つのラインナップで展開されます。
【OPST MICRO SKAGIT シリーズ】
● 9’9” 3wt
● 10‘0“ 4wt
● 10’4” 5wt
【OPST PURE SKAGIT シリーズ】
● 10‘6” 6wt
● 11’0” 7wt
● 11‘6“ 8wt
高番手であればあの軽量化されたBeulah Onyx Japan ltdと
比較して1〜2番手程、低番手でも0.5〜1番手程軽量化されたと
感じられると思います。
当時Beulah Onyx Japan ltdですら軽量になったことで驚いてましたので、
この軽さは驚異だと思います。
★ロッド外観★
◾️バット
バットに近い部分は樹脂加工されてますが、
それ以外は、樹脂加工されておらず、
艶消しで素材感そのままの状態です。
樹脂によりロッドアクションが変わってしまうため、
感度を大切にした結果、このようなブランクになったのだと思いますが、
いわゆるマットブラックのといった感じで格好良いです。
◾️ストリッピングガイド
ストリッピングガイドは現状入手できる最高峰のものが使われてます。
以前はステンレス製のものが主流でしたが、最近は、ニッケル・チタン製の
形状記憶合金のリコイルガイドが一般的です。
形状記憶合金を使ったガイドは、ロッドのベンドカーブを阻害しません。
ロッドの曲がりに追随して曲がってくれますし、大きな魚をかけた際の
ロッド破損(ロッド折れる)の低減効果もあります。
その中でも最高級のリコイルガイドが、
セリコイルガイドです。
セリコイルガイドは、リコイルガイドにジルコニア(工業用ダイヤモンド)
リングを内包させているガイドです。
硬く、摩擦係数の少ない素材をリングに使うことで
磨耗を防ぎ、ランニングラインの飛距離を稼いでくれます。
◾️リールシート
リールシートにも特徴があります。
他のスペイロッドと比較してコルク部分が非常に短いのが
わかるでしょうか?
魚とのやり取りをダイレクトに感じ易いように
コルク部分をできるだけ小さくしているようです。
◾️リールシートのエンド部分
古き良き時代のマッシュルーム形状です。
若干荒削りな感じの部分が手作り感満載です。
★このロッドを使って★
カナダで私は2つの試作品を使ってます。
● 11’0” 7wt
● 11‘6“ 8wt
です。
私が持っているBeulah Onyx Japan ltdと比較して記載します
◾️軽快さ
まず8wtを使った感想ですが、Beulahと比較して
1.5〜2番手程軽く感じます。
まるでBeulah Onyx Japan ltdの6wtを使っている
感覚でキャストできます。
◾️パワー
まず原則、FML社の適正スカジットヘッドを使って下さい。
その上で記載するとBeulah Onyx Japan ltdより確実にパワーが
あります。
◾️感度
ロッド径が細くなった恩恵と素材選択の妙なのか
スイープの際の水からの抵抗やDループ負荷を非常に感じやすいので、
キャストの状況が把握し易いです。
つまり、
「あ!!今、ここで失敗した」というのがわかり易く、
釣り場でキャスティングを調整し易いです。
私は、軽いヘッドを軽快にキャストするのが好きなのですが、
このロッドは感度が高いおかげで適用ヘッドの幅が
非常に大きくなってます。
適正gr数よりもやや軽いgr数でぜひ試してみて下さい。
◾️粘り
これは自論なのですが、Skagit Castを行うロッドは
ロッド先端部からミドル部分にバネのような粘りと
パワーを感じられるロッドが最適だと思っているのですが、
まさにバネのような粘りを感じ取れると思います。
7wtはさらに軽快です。5日間ぶっ通しで朝から晩までキャストしても
まったく筋肉痛になりませんでした。
◾️価格
たったとき、エドワードからは以下のお願いがあったようです。
「多くの人が使えるロッドにしたので、価格は良心的な値段
にして欲しい」
かなり良心的な価格だと思います。
★最後に★
最新素材グラフェンを使って極限状態に軽量化され、
エドワードが納得するほど検証を重ねたロッドアクション
そして、良心的な価格!!
ぜひ堪能して下さい。
ちなみに低番手ロッドは、さらにやばいです。
OPSTのCommando HeadやSmoothだけでなく、
市販のWFラインも使えるコンセプトで設計されており、
3wt 4wtのWFラインがフルライン出ていきます。
コメント
コメント一覧 (1件)
お疲れ様です。( ^^)/ 新しいロッドそんなに軽く出来てますか、右半身麻痺の自分には、朗報ッス。