色々と諸事情がありまして、今週末は、解禁釣りに行くことが厳しい状況になってきましたので、
来るべき私の解禁日を目指して、ミッジタイイングしました。
かなり気になっていたこのフックを入手しました。
Kencube TP77 TP88です。
杉坂(K)氏によるとこのフックの特徴は、下記になるとのこと。
1.非常に軽量であること。
2.細軸フックにより、水面張力の影響を受けず、フライの着水がスムーズであること。
3.ステルス性加工+細軸効果でフックが魚から見え難い。
4.独特のフック形状により魚がフッキングし易い。
5.フック形状の効果により魚がかかった際にフックが伸び難い。
だそうです。
TP77の改良版がTP88!!
TP77とTP88の使い方の違いとしては、TP77は、フックアイから直線部分にタイイングする
ことにより、実際のフックの番手より2番手程小さなフライとして作成することが可能。
TP88は、フックの先端近くまでタイイングすることにより、フライのボディを水面深くに
沈めることが可能とのことです。
特にTP88の効果を最大化にするため、前回のタイイングから若干の工夫をしました。
前回のミッジタイイング時はあまりにもフライが小さく、CDCの扱いが不慣れであったため、
サボってしまったのですが…(^^;
以下、前回のミッジタイイング
今回は、CDCのフック取り付け部分をスレッドで束ねました。
より深くCDCを沈めることが可能になったかと…
まずは、TP77 #28 フックでタイイングします。
#32相当のフライになります。
スレッドとXXFのティンセルワイヤーとCDCのみのフライです。
スレッドには、以前ご紹介した(URL)ベネッキウルトラファインスレッド ブラックを使ってます。
やはり切れ難く非常に使いやすいですね。
その後、粘性の強いヘッドセメントと1液性のウレタン樹脂でコーティングしてます。
次は、TP88 #20番によるタイイングになります。
#20番くらいの大きさになるとタイイングし易いですね(^^;
このフックの特徴であるフックの先端近くまでタイイングします。
ティンセルは赤を使いました。
さらに、CDCにダークダン色を使うことで、魚からのステルス性をアップ!!
私からもフライが見えなくなりました(爆)
このフライでサイトフィッシングをするためには、数m以内まで歩伏前進で魚に
近づき、超至近距離でフライをキャストするか、自身の存在を消し、魚から数m以内に
いるにも関わらず魚はその人の存在するわからなかったという宮本武蔵のような
鍛錬が必要になってくると思います(笑)
TP88 #26番によるタイイングです。
最後にTMC206BL #24、ベネッキウルトラファインスレッドのペールイエローを
使ってFly Fisher誌の今月号に掲載されていたカリタ式フライを参考にしました。
苅田氏は、ウイングにヴェインファイバー使ってましたが、今回は、CDC使ってます。
ソラックスはシマザキペイントで着色してます。
CDCの根元部分も着色して軽くヘッドセメントでコーティングしました。
8本作成♪
う~ん!!もう少し弾込めしたいなぁ~(--;
後は、昨年4月中旬にヤマメの釣果が良かったTMC206 BL #18を使ったシャックフライを
作成し、解禁に望みます。
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