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カリタ式フライ(1)【レッドスティルボーンピューパ】

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【レッドスティルボーンピューパ
 
水中で羽化出来ずに死んで沈んでしまった赤系イマージャーですが、
カリタ式タイイングの中でも非常に実績のあるパターンです。
あらゆるフライに対する反応が無く、最後にこれで釣ったこともありました。
赤系のピューパは、水質があまり宜しくない止水や
渓流に多くいる水性昆虫ですが、過去の実績から、
水質の良い綺麗な渓流であっても、実績のあるパターンです。
苅田氏のこのスティルボーンピューパは私が知る限り、
タイイングの方法が2パターンあります。
まずは、苅田氏が作成したパターンです。
アブドメンが赤のスレッドにポリプロピレンフィルムを細く
切ったものを巻いてます。
(下記参照)
※写真は、苅田氏本人による作品です。
 
今回は、上記のパターンではなく、アブドメンをヴェインファイバー(シナモン)と
赤色のコパーワイヤーを使ったパターンをご紹介します。
タイイング方法スティルボーンピューパに関しては、今まで書面に出たことが無いので、
他カリタ式フライのタイイングの方法から推測しております。
 
【マテリアル】
フック:TMC206BL #16 #18
スレッド:レッド(8/0)
アブドメン:ヴェインファイバー(シナモン)
セグメント:コパーワイヤ(レッド)
ソラックス:ナチュラルヘアーズイヤー(ブラウン)
ウイングケース:ヴェインファイバー(ダークダン)
 
【タイイング方法】
①スレッドで下巻きした後に、コパーワイヤーを5cm程、
ヴェインファイバー(シナモン)を5cm程取り付け、
ヴェインファイバーをフックに巻いて行きます。
イメージ 1
 
②スレッドでヴェインファイバーを固定したら、ヴェインファイバーを
巻いた方向とは逆回転でコパーワイヤーでセグメントを作って
いきます。
イメージ 2
 
③ヴェインファイバー(ダークダン)をたすき掛に取り付けます。
イメージ 3
 
ナチュラルヘアーズイヤー(色が濃い目の部分)をスレッドに
つけ、アイからアブドメンの方に巻き、先ほど取り付けた
ヴェインファイバーをアブドメン側に倒し、方側のヴェインファイバーを
スレッドで2回転、反対側のヴェインファイバーをアブドメン側に
倒し、両側を2回転スレッドで固定します。
イメージ 4
 
⑤ウイングケースを切り、完成です。
イメージ 5
 
昨日は、#16 4本 #18 4本の計8本作成してみました。
イメージ 6
 
1年を通して使えるパターンです。
ナチュラルにドリフトしても、ショットを使って沈めても
良いです。
ぜひお試しを…
スカジットキャスト

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