〜工事中〜 少しずつ更新して行きますのでお待ちください

1年ぶりの釣行で道東の本流へ

  • URLをコピーしました!

 

久しぶりの道東本流

 久しぶりの道東本流というか、久しぶりの釣り、久しぶりに竿を降りました(笑)
恐らく1年ぶりだと思われます。
 昨年の9月の道北での釣り以来かと思います。
仕事が激務過ぎて(モチベーションは高く保ってますが…)なかなか釣りに行くことができず。
まぁ、あまり詳細に書くとブラック企業だと思われるため、止めますが…(笑)
 北の本流に行くか、東の本流に行くか、悩みましたが、私が仕事が忙しく、最悪、ほとんど釣りにはならず、ホテルで缶詰状態になることも想定し、今年で86歳になる父親と一緒に温泉のある道東の本流へ行くことにしました。

当日まで雨が降る最悪のコンディション

 ずっと晴れていたのですが、台風の影響のためか、お天気が崩れ雨になってしまいました。
仕事も激務であったため、釣行日程を1週間ずらすことも考えたのですが、緊急事態制限が解除され、翌週は意中の宿が満員、レンタカーも借りることができない状態でしたので、強行することとにしました。
 北の本流の場合、雨の影響で濁りが入ると2日間は釣りになりません。ネットから濁度計も見れますので、状況を見ながら行くか、行かないかを決めることができるのですが、道東の本流は濁度計がネットで公開されてませんので、行ってみなければ現場の様子がわかりません。

ホテル到着前に「とんかつのみしな」さんで腹ごしらえ

とんかつのみしなさん名物「かつすぱ」

 前日遅くまで、仕事をしてましたが、なかなか終わらず、午前中に仕事をしてから、10時頃に出発することになりました。当初の予定より大分遅くなりましたが、少し遅めのランチで、ホテルに行く前に「とんかつのみしな」さんへ行って来ました。
 実は、みしなさん、親戚です。私も以前お邪魔させて頂いたことがあり、その時は、とんかつ定食にしたのですが、今回は、みしなさんの名物「かつすぱ」にしました。甘いトマトソースにとんかつとチーズが絶品でした。

いざ北海道ホテルへ

 温泉内風呂がついている部屋を希望していたのですが、数週間前に予約した時は、内風呂付きのお部屋は満員で予約できませんでした。雨が降っており、もしかするとキャンセルがあったのではないか?と期待し、チェックインの際お聞きしてみたところ、2泊でお風呂のついている部屋が取れました。

お風呂付きの素敵なお部屋でした

 室内にモール温泉がついているお部屋でのんびりできそうです。

深夜遅くまで仕事が終わらず…

 覚悟していたとはいえ、仕事が終わらず、深夜まで寝ることが出来ない状態に…
 父親がゆっくり部屋で寝ることができなかったため、なんと、深夜にフロントにお願いしてもう一部屋取ることに…(><)
 私は、内ぶろの温泉に入る余裕もなく(泣)


 新型コロナ流行以降、私の会社は完全リモートワークですが、どこでも仕事ができるため便利な反面、こういう時はゆっくり休みを取ることができず、良い面もあれば、悪い面もありそうです。
 ただし、通勤がないということは身体への負担という意味では総じてリモートワークの方が良いと思います。

1年ぶりの本流へ

いよいよ1年ぶりの本流へ

 なんとか仕事を終え、ホテルで朝食を食べ、8時30分頃釣り場へ向かいました。そこからが手間取りました(><)
 如何せん、道東の本流は、4年ぶりです。
 86歳の父親でも釣れるポイントは、数年前の大洪水の影響で川はすっかり変わってしまっていました。
 当初はガイドフィッシングを依頼するつもりでしたが、直前まで私の仕事が終わるかわからなかったため、今回は見送りしました。
 Google mapで入川ポイントを事前に確認したのですが、現場に着くと、車止めで先に行くことができない…。
 私一人ならば藪漕ぎして行けますが、86歳の父親に過酷な藪漕ぎが厳しいので、とにかく入川ポイントを探します。
 釣れるポイントや入川ポイントを探すことも釣りの楽しみの1つなのですが、ガイドフィッシングに慣れている父親が途中からイライラし出して、大変でした(泣)
 先行して父親が入れるか確認した写真のポイントは、父親が釣るにはちょっと厳しいと諦めました。
 ただし、昨日かなり雨が降ったにも関わらず、濁りはそれほどありませんでした。北の本流と比較してダムが多いためか、雨の影響を受けにくい川なのでしょうね。

ようやく父親でも釣れそうな入川ポイントが見つかる

 釣れるかどうかはわかりませんが、ようやく父親でも入れそうな入川ポイントを見つけました。5月、6月のこの川は、岸に草が生えておらず、とても釣りがしやすいのですが、流石にこの時期は、岸際まで草が生えており、心地よくキャスティングできそうな釣り場を見つけるのに苦慮しました。

1年ぶりのキャスティング

 さて問題です。左の動画は、1年ぶりの私の失敗キャストですが、どこに問題があるのでしょうか?
 「ん?全部ですって?」
 それは違います(><)

キャスティング クリニック

Skagit Castにおける7つの動作

 スカジットキャストの場合、問題点が明確にわかる動作と問題点の原因となる動作は異なることが多いです。
 まずは、基礎知識として、スカジットキャストの7つの動作をこの動画を見て覚えて下さい。
※この動画は、私が、Skagit Castを覚えたての時に撮影した動画で上の動画と同じようにミスしてますが、あくまでも7つの動作って何を言っているかを把握するために見て下さい。

このキャストがNGキャストだとわかる動作

 さて、最初の動画を見て、どこにNG動作が現れたかを見てみましょう。それが、左の写真です。
 一般的にSkagit Castで「Sweep」から「45 degrees Thrust」の動作を行う際、左の写真のように脇が開くことはない(肘が体から離れることはない)です。
 「Skagit Castの特徴」で書こうと思っているのですが、Skagit Castは、重いフライを投げることだけに注目されがちですが、私は、Skagit Castの最大の特徴は、「少ない力で投げることができること」だと思います。
 少ない力で遠投できるように、Skagit Castにおけるロッドやヘッドが改良されてます。つまり、Skagit Castをしたければ、Skagit Castができる道具が必要になります。
 逆に言えば、道具依存のキャスティング方法なのです。
 ちなみに脇を開かないキャストを覚えてから、ほとんど運動をしていない私ですら、カナダで5日間ぶっ通しロッドを振っても筋肉痛になりませんでした。

脇を開かないようにキャストするメリット

 脇を開かないようにキャストするメリットは、肘を開けると筋肉を使って、「えい!」とキャストする動作になってしまい、腕の筋肉への負担が増えてしまうからです。
 この投げ方を5日間続けると腕が上がらなくなります。
左の動画は、今から5年程前に仲野さんから肘を開かないように指導して貰っている時の動画です。ロッドは当時開発中の9番ロッドで、比較的重いロッドです。

なぜ脇が開いてしまったのか?

 他のキャストもそうなのかもしれませんが、問題点が見えた動作の原因は、その動作より前の工程に原因があることが多いです。
 今回のキャストの場合、肘が開いてしまう問題点の原因は、「SET」の位置になります。
原因となる「SET」の位置が左の写真です。
この写真のように「SET」されたラインの軌跡が自分の体より右側にあります。キャストしたい方向は、川の流れと垂直にキャストしようとしてますので、「SET」の位置は、もっと体の前に自分を中心として、扇状を描くように「SET」すべきです。

自分を中心に扇状を描いた「SET」を行うためには?

 自分を中心に扇状を描いた「SET」を行うためにはどうしたら良いのでしょうか?
 「SET」の位置に問題がある場合は、さらにその前の工程に原因があります。この場合、「Pick up」から「SET」の行程の間に原因があります。

「Pick up」の途中から解説します。ここまでは、OKです

 「Pick up」同作を行い、フライが水面に出て、左から右にフライが移動します。ここまではOKです。

 「SET」の動作に入り始めます。

これがNGです

 ここで、「SET」する際に、川下から川の方向にターンした身体を「SET」の位置を自分を中心に扇状になるように、身体をやや川下の方に戻してあげて、左肘を引く動作をする必要があります。

私と仲野さんの「SET」の写真を比較してみます。

私の「SET」した時の写真
仲野さんの「SET」した時の写真

 比較すると一目瞭然だと思いますが、ポイントは、左の肘の位置に注目して下さい。
仲野さんの「SET」は、肘が後ろに引かれている状態になってます。この肘を引く動作によって、「SET」されたラインが自分を中心に扇状になるのです。

最後に

 自分の「SET」の位置の悪さに気づいたのは、釣りが終わって父親から動画を貰った時でした。軽い力でとにかく飛ぶ「Command Head」や新素材グラフェンを使った軽量かつ反発力のある「OPST Pure Skagit Rod」の出現によって、大きなキャスティングのミスがあっても飛んでしまうので、気づきませんでした。こうして自分の動画を撮影して貰うと上手な人との違いがわかってとても良いと思います。
 3時間程度の釣りで小虹と思われる反応が2回ほどありましたが、フッキングしませんでした。
 仕事を気にしながらの釣行、釣り場にパソコン持ち込み職場から連絡があれば、車に戻って仕事しながら釣りをするという過酷な条件でしたが、十分楽しめました。
 これが今年最初で最後の釣りになりそうです。
 来年は、もう少し釣りに行けるようになると良いのですが…
カナダにも行きたい(><)

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • キャストの注意点について、気づかせていただきました。ありがとうございました。
    動画が当方の環境が悪いのかカクカクしてますが。(–;)

  • flyman2114様

    こんにちは(お久しぶりですかな?)
    初コメありがとうございます。
    動画カクカクでしたか…
    動画をYoutubeではなく、このホームページのレンタルサーバー上に
    アップしたのですが、Youtubeにアップして貼り付けた方が良さそうですね。
    本日、北の本流(天塩川)でリベンジしてきました。
    後ほどブログアップしますね

Skagit Casting Angler へ返信する コメントをキャンセル

CAPTCHA