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第3回Skagit Systemの基本(バッキングライン編)

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第3回Skagit Systemの基本(バッキングライン編)

久しぶりにSkagit Systemの基本に関するブログ投稿します。
今回はバッキングライン編です。
バッキングラインって皆さんの何を使われてますでしょうか?
ランニングラインがチリチリにならないようにするためのものであり、
そんなバッキングラインまで出されるような大物釣れないし、
あまり気にされていない方が多いように思えます。
私もそうでしたf^_^;)
フライフィッシング用に販売されているバッキングラインを
購入されている方が多いと思いますが、どうしても小さなリールを
使いたいと思い、細くて丈夫なPEラインを使われる方もいらっしゃるかと
思います。
Beulah onyx 10'3"4wt japan limitedに適合するリールを新調しました。
1920年代のHardy Perfect 3 3/5 です。
イメージ 1

Skagit Head自体が非常に太いですので、Head自体をリール内に
納めるため、バッキングラインを細くしたいためにこのリールの
バッキングラインとして、PEラインを使ってました。
Power Proです。
今回、このPEラインを変更しダクロン糸を使ったバッキングラインに
戻すことにしました。
イメージ 2

PEラインの方が強度が高く多くの量を巻き込むことが出来るのは、
事実ですが、PEラインの編み込み方に問題があります。
フライフィッシングのオールドリールを使う場合、
リール軸の強度は現行の市販品よりも弱いです。
経年劣化もありますし…
PEラインは、伸縮性があまり無いため、バッキングラインまで
引き出された大物を取り込む際に、リールファイトでバッキングを
巻き込むと若干緩みが生じます。
若干緩んだ状態を繰り返し、大物が釣れた際に、緩んだPEラインが
一気にきつく巻き締められると、リール軸にかなりのウェイトが
かかるようです。
フライ用のバッキングラインの場合、編み込み方で急激な
力を吸収してくれるのですが、PEラインの場合はほとんど
吸収されないため、軸が折れてリールが2つに割れてしまうことが
あるようです。
スチールヘッドやイトウ、60cmを超えるニジマスには
要注意です。
何も大物を釣り上げる場面でなくても、岩や木に引っ掛かった
ラインを回収するときは、大物が釣れた時以上にリールに負荷がかかります。
こっちの方が多いか…(; ̄ェ ̄)
最近のバッキングラインは編み込み方を工夫し、偏平になるものや
細いもの等、色々あります。
今回は、RIOの20lbとSuperGの30lbを購入しました。
RIOは、編み方に工夫があり、リールに巻き止めると偏平に
なるようです。
Hardy Perfectの場合、内側の小さい丸部分が隠れるまで
バッキングラインを巻いて下さい。
オレンジ色のバッキングラインが内側の小さな穴から見えます。
イメージ 3

ランニングラインもOPST SP LAZAR LINEの30lbに
新調しました。
50mからお値段据え置きで、80mになりました。
ランニングラインとSkagit Head連結は、今までランニングラインは、
パーフェクションループで小さなループを作り、Skagit Headとは
ループ to ループで接続してましたが、先日、仲野さんから
OPST SP LAZAR LINEは、コークティングが滑らかなので、
サージョンズ ループの方が良いとのことで変えました。
イメージ 4

ループの余分はカットしないで使います。
サンスイ佐藤さんからアドバイス頂いたのですが、
この方がガイドを傷めませんし、海外のガイドさんも
カットせずに使っていらっしゃる方も多いようです。
Hardy Perfect 3 7/8も同様にランニングラインまで巻きました。
イメージ 5

準備万端♪
後は釣りに行くだけですf^_^;)
 
Skagit Systemの基本に関しては、下記を参照ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/folder/480939.html
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