北海道釣行 前編 【北の本流 初日】
今回の釣行の楽しみの一つが6月1日から1泊2日で
FML 仲野さんのビデオ撮影釣行に同行させて頂くことでした。
北海道のSkagit Campには、キャスト編、タイイング編の他に
実釣編があります。
釣りをすることの出来る本流が近くにない東京では、
なかなか実釣編を開催することが出来ません。
キャスティングセミナーの中でフライの流し方を教えて頂いたり、
タイイングセミナーの中で仲野さんの実釣場面、魚を取り込んでいる場面を
動画を使って大きな魚が掛かった際の対処の仕方を教えて頂いたりは
してます。
ただ、実際にフィールドに立ち、様々な自然現象の中で
魚を釣るためにどのように対処するかは千差万別です。
実釣を見て学ぶ絶好の機会が訪れました。
前日のドリーバーデンさん主催のSkagit Campの後、カフェ・ビッグフォレストを
午後9時に出発します。
途中、インターネット上に公開されている北の本流の濁度を見ると
濁度は9度でした。
現在、北の本流は、田植えの準備のために行う代掻き後の泥水が川に流れ込んで
います。
この時期どうしても川は濁りがちになるのですが、
いつもであれば、雪代で水量が多くなり、ある程度は
希釈されるはずですが、今年は雪が少ないため、
ダイレクトに代掻きの影響を受けてました。
日に日に濁度が下がり、前日は、なんと9度に…
度数が大きいほど濁りの度合いが強いことになるのですが
一桁の度数であれば何とか釣りが出来るようです。
期待に胸を膨らまし、その日は寝ることとします。
そして翌朝♪
5時に1Fで待ち合わせということで、下に向かうと…
なんと…仲野さんがいません(;^_^A
連日の釣りでかなりお疲れになっているようで…(笑)
さらに今回、仲野さんに同行され、映像撮影を担当されている
佐藤さんから悲しいお知らせが…
夜にかけ濁度が上がり、濁度が、13度になっていると…
ここから、本日の厳しい釣行の1日が始まります。
途中、オホーツク海側にお住いの私と同様、Skagit練習生Oさんも合流します。
北の本流は難しいと判断し、支流に逃れますが、
当てにしていた支流まで濁っている有様です。
そこから、ここであれば濁っていないのでは?
というポイントを求め彷徨い…
多少濁っていても何とかなるのでは?という期待のもと
濁度13度の本流にオレンジ色のNHスカルピンを
流し込みますが、やはり反応がありません(;^_^A
底石はまったく見えない状態でした(; ̄ェ ̄)
しかも初日はドピーカンで気温もグングン上がるという
最悪のコンディション(≧∇≦)
結局、釣り場を探している時間がほとんどで
釣りが出来そうなクリアウォーターで釣りが出来たのは
2時間程!さすがの仲野さんもこの日は坊主でした(; ̄ェ ̄)
しか~し!!!!!
私とOさんは、仲野さんのキャスティングやメンディング、
狙い方含めじっくりと見させて頂きました。
途中、色々と解説頂きながら実際に釣りをされているところを
見て行きます。
途中!バックスペースが取れない状況では…(^_-)-☆
バックスペースを確認する仲野さん!
木に引っ掛からないようにかなり川側にPick Upしてます。
一旦、フライを身体の左側に置き、
スイープする際に負荷を掛けることが出来るように山なりにセットしてます。
スイープはじめます。
ここからが応用編ですね。
後方上側に木がありますので、なんと!ロッドを完全に寝かせた状態から
ターンオーバーを始めてます。
キャスティングストロークしている途中で、ロッドを起こしに行ってます。
そしてキャストアウトする最終段階で、ロッドがしっかり立っているのが
わかります。
バックスペースがありませんので、非常に小さなDループが
キャストアウトする際の推進力になっていることに注目です。
殆どバックスペース使わずにキャストアウトされてます。
しっかりとティペットまでターンオーバーしているのが驚きです。
仲野さんのキャスティングやメンディングの撮影は、
様々なシチュエーションで撮影して来ました。
動画のファイル容量を見ると35GBにまで達して
います。
全てのデータの取り込みは、私のiPadの残容量が
そこまでありませんので、時間をかけてじっくりと
吟味し、仲野さんから了承が得られれば、本ブログでも
動画を編集、公開したいと思ってます。
そして翌日は、いよいよ私も北の本流でロッドを振ります(^_-)-☆
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