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Danville's Flymaster Plus

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Danville's Flymaster Plus
本日はスレッドのお話です。
小ネタですが、あらゆるマテリアルをシャンクに取り付けて行く上で重要な部分だと思います。
イントルーダーやダーティホーのようなストリーマーを作成する際、コーンヘッドやダンベルアイにキツキツに巻く工程があります。
この工程に必要な太く切れにくいスレッドを使う必要があります。
こうしたストリーマーをタイイングするために私が使っているスレッドがDanville's Flymaster Plusです。
非常に歴史のあるスレッドですが、小さな家内工場で作られているようです。
Danville's Flymaster Plusには太さ(140デニール、210デニール)とワックス付きかワックス無しかで4種類が販売されてます。
私はワックス付きを購入してます。
使い方としては、小さなイントルーダーやダーティーホーを作成する場合は140デニールを使います。
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そして大きなイントルーダーやダーティーホーを巻く際には210デニールを使います。
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Danville's Flymaster Plusのスレッドの特長としては、発色が非常に良いことです。
フロスのような光沢が出ますので、外観上大変綺麗に巻くことが出来ます。
Danville's Flymaster Plusとは別に、Danville's flat waxed Nylonというスレッドがあります。
このスレッドは、撚りが無いため、フロスのようにフラットにタイイングすることが出来ます。
Danville社のホームページ上は、210デニールとなっておりますが、日本国内で販売されているFish Dreamさんのホームページでは、223デニールを記録したと記載されてます。
撚りが無い分、ダンベルアイの隙間に入れる工程は若干やり難いのですが、アイ先のスレッドを綺麗に仕上げるには良いスレッドだと思います。
私の場合、Danville's Flymaster Plusを使ってマテリアルを取り付ける部分は、そのまま使い、ヘッドを仕上げる際は、ボビンを回転させ、スレッドの撚りを除去してアイ先のスレッドを巻いてます。
まぁ、そこまで拘らなくても良いと思いますが…
小さなイントルーダーの場合、スレッドの色は、ブラウン等のナチュラル色を使うことが多いです。
私が非常に良く使うDanville's Flymaster Plus 140デニールのスレッドは、
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左からCOFEE、DARK BROWN、ORANGEです。
この中でもORANGEは、蛍光色のORANGEとは異なり、ブラウン系のマテリアルとの相性が良く、重宝してます。
一方、210デニールの各色を日本国内で取り揃えるのは非常に難しく、
当初はWhiteとBlackしか入手出来ませんでした。
Whiteを多用してましたが、最近、ようやく各色を入手出来ました。
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左上から
White、Cream、Tobacco Brown、Purple、
左下から
Fluorescent Red、Fluorescent Fire Orange、Fluorescent Orange、Fluorescent Shrimp Orange、Tobacco Brown、Black
です。
ダンビル社のスレッドは、スレッドホルダー自体に色の記載が無いため、
色の表記が各社違います。
例えば、本家本元のダンビル社では、下記表記です。
一方、販売代理店のHareline Dubbin社では、下記のような表記になってます。
色名が違っているのです。
日本国内の場合、ヘアライン経由で入手している販売店が多いですので、
表記はヘアライン形式で記載されていることが多いのですが、
当ホームページでは、本家本元の色名を踏襲することとします。
ここで特徴のある色の紹介なのですが、
1.Orange
この色大好きです。
Orangeなのですが、薄茶色に近い色合いをしており、ブラウン系のマテリアルとの相性が非常に良いです。
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スレッドの存在感を出さずにオレンジ色を使いたい場合は、最適だと思います。
2.Tobacco Brown
ヘアライン社では、ブラウンという表記になってます。Dark Brownと比較し、若干赤みがかった茶色が特徴です。
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3.Fluorescent Fire Orange
Fluorescentは、蛍光という意味です。水の中で色が浮き出るように発色します。
限りなく赤色に近い濃いオレンジ色です。
スレッド自体でオレンジ色を表現したい場合に有用なスレッドだと思います。
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4.  Fluorescent Orange
Fluorescent Fire Orangeとかなり近い色です。
個人的にはFire Orangeの方が好きです。
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5.  Fluorescent Red
蛍光赤色というよりは、限りなく濃いピンク(ホットピンク)に近い色です。
濃いピンク色のイントルーダー等を作る際に重宝しそうです。
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6.  Fluorescent Shrimp Orange
蛍光色ですが色合いは、淡いピンク色(シュリンプピンク)ですので、薄いピンク(白のマテリアルを使った)色のイントルーダーや薄いオレンジ色のイントルーダーを作成する際に有用なスレッドだと思います。
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7.  Purple
紫色のイントルーダーをタイイングする際に使います。
今回、ぜひ入手したかった色の1つです。
近々、カナダに持参する本命イントルーダーの1つ、紫系のイントルーダーを作成する際に使おうと思ってます。
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8.  Cream
白、オフホワイト系イントルーダーを作成する際に使います。白って実は、結構発色の良い色だったりするので、真っ白ではなく、オフホワイトやキナリ系の色を表現したい場合に使えそうなスレッドです。
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9.  Black
黒、濃い紫系イントルーダーを作成する際に使います。
黒は、存在感を増す色です。スレッド自体は、影武者のように取り付けるマテリアルに馴染ませるべきと思いますので、黒色のマテリアルを使った場合のみ使用します。
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10.  White
あらゆるイントルーダーの使用します。場合によってはコピック等で着色し使ったりします。
着色する場合は、アイ先のみで着色後にヘッドセメントでコーティングします。
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ウェットフライを作成するために、備前さんの動画等見ると、スレッドの色って凄く
意識してます。
スレッドの色でちょこっとだけタグ付けたりと、凄く小さな箇所で色の拘りを持つのですが、何故かイントルーダーやダーティーホー作成する際って無頓着になることが多いです。
まぁ、イントルーダーやダーティーホーの場合、他のマテリアルで色のアピールをすることが一般的なのでスレッドの色は気にしない場合が多いと思いますが、
特にFluorescent PinkやFluorescent Orange等は、凄く有用に使えるスレッドですので、ぜひ試してみて下さい。
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