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カナダスチールヘッド釣行(総括6.マナー編)

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カナダスチールヘッド釣行(総括6.マナー編)
カナダスチールヘッド釣行総括も最終回となります。
最終回のブログは、マナー編です。
今回の釣行では、色々なことを教えて頂きました。
総括編の最終回は、色々なマナーについて記載したいと思います。
一概にマナーと言っても色々とありますが、釣りをする上でのマナー、ガイドさんに対するマナー、生活する上でのマナーの3つについて記載したいと思います。
マナーと言っても罰則を伴うものもあれば、一人一人の心がけで行うマナーもありますので、個人頼みにはなってしまいますが、最低限この釣りを永続して実施する上で、我々はこのマナーを守っていきたいと思ってます。
1.釣りをする上でのマナー
魚への配慮になるかと思います。
自然環境を守るんだ~!!!という視点ではなく、我々、釣りをするものにとって、今後もこの楽しいスチールヘッドの釣りを継続するために、守って欲しいこと、現地のガイドさんからアドバイス頂いたことを中心に記載します。
■魚をランディングした際に写真を撮影する際は、手袋を外し手を冷やす。
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これは、現地ガイドさんから言われたことです。
スチールヘッドを釣ると喜びのあまり手袋を外すのを忘れがちですが、
ぜひ、周りの人達でお互いに声掛けしましょう。
ネオプレーンや毛糸の手袋は、魚の鱗のぬめりを取ってしまい、魚が病気になる可能性が非常に高くなります。
スチールヘッドは、産卵後も生き続けます。
川を下り、海に行くスチールヘッドは、スチールヘッドの遺伝子が無ければ海には行かない話は、過去記事に記載してます。
 
貴重なスチールヘッドですので、魚へのダメージは最低限にすべきです。
ただし、カナダにも色々なガイドさんがいて、その辺りに無頓着なガイドさんもいるようですが、やっぱり、この魚達を残したいですから…今後も楽しみたいですし…
■魚(特にエラ)を水から出さないようにする。
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魚を持ち上げ、ニコパチする写真が以前は凄く多く、海外のスチールヘッダー達の写真にも多数ありました。
しかし、近年は、魚の保護の立場からこうした行為はあまり良くないとの理由で禁止になっている川もあります。スキーナでは禁止にはなってませんが、魚のエラを水面から出すのは最低限にしたいものです。
魚は、ランディングする前は、全身の力を使って逃れようと必死になります。ランディング後に、水から上げる行為は、人間で言えば、800mを全速力で走り終わった直後に口を手で塞がれるのと同じだと仲野さんから言われ凄く納得しました。
どうしても水から持ち上げ写真を撮影したい場合は、自分も息を止めて、我慢できる間だけ写真を撮るというルールを作ったりして、極力エラを水から出さないようにして下さい。
いずれにしても、スチールヘッドを岸に引きずり出すなんていうことは絶対に避けたいですね。
■産卵するニジマスはなるべく釣らないようにする。
これは案内するガイドさんのライセンス状況から仕方のないこともあるのですが、
例えば北海道で、産卵期の真っ赤な体色のイトウを釣って、写真を掲載した際は、多くの非難があったりします。
スチールヘッドも同じだと思います。
スチールヘッドも産卵間近の魚の体色は真っ赤になります。
鮮やかなレッドバンドのスチールヘッドの写真は、まさに産卵間近、もしくは産卵後のスチールヘッドになります。
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支流の産卵床近辺に魚は集まって来ますので、確かにそこにに溜まってくるスチールヘッドを釣るのは容易いことです。
これから産卵し、体力を使う、もしくは産卵後で体力が無いスチールヘッドを釣っても本当の意味でのスチールヘッドの釣りの引きを堪能することは出来ません。
産卵床近くでの釣りは極力避けたいものです。
2.ガイドさんに対するマナー
これは、何度かブログ内にも掲載しました。
カナダでガイド業を営むためには、カナダ政府のライセンスが必要となります。
カナダ政府のライセンスは、釣りをする時期、釣りをする場所(スキーナ川本流、ケーラム川、バビーン川…)と本流、支流毎に細かく決められています。
その細かいライセンスを1つ1つ取得するために、お金と経験が必要になります。
多くのライセンスを保持しているガイドをヘッドガイドと言います。
ヘッドガイドの元でアシスタントガイドが働いてますが、そうしたアシスタントガイドがガイド可能な川は、ヘッドガイドのライセンスに制約を受けます。
従って、現地で今日は、スキーナ本流に行きたい、今日は、ケーラムに行きたい…と言うのはマナー違反になります。
ガイドは自身が持っているライセンスの中で顧客に釣らせようと考え、案内してますので、基本的には現地のガイドに併せるのがマナーです。
また、複数人で行った際は、先行者、後行者で狙う場所を変えさせたりしますので、しっかりと指示に従って下さい。
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自分で作ったフライを使いたい場合は、事前に申告した方が良いと思います。
フライフィッシングを熟知しているガイドは、フライを作り、それを使う楽しさを知ってますので、まず、どのようなフライを持っているかを確認します。
私は、下記を持って行きました(笑)
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わざわざ、このように持って行った理由は、言葉が通じなくても「こいつは、かなり拘りを持って、フライを巻いているな」ということをアピールするためです。
中には、釣らせるために、フライにイクラを付けようとするガイドもいるようですが、そういう場合は、しっかりと「No Thank you !」と断っても良いと思います。
3.生活する上でのマナー
これは、釣りとは関係ないかもしれませんが、一応記載しておきます。
飛行場では、許された場所以外で絶対にタバコを吸ってはいけません。
カナダは喫煙に関しては、かなり厳格です。
許可されていない場所でタバコを吸うと定時に飛行機に乗れないどころか、
カナダへの入国が認められなくなる可能性もあります。
特にカナダは、喫煙に関して非常に厳しいです。
灰皿が置いてある場所でタバコを吸っていても近くを通る人は嫌な顔をします。
カナダでは、タバコが1箱1000円近くします。
タバコを吸っているとガラの悪い人達がタバコをくれとしつこく言われます。
トラブルになる可能性もありますので、十分気を付けるようにして下さい。
カナダはチップの文化があります。
ガイドさんへのチップは、50カナダドルが相場だそうです。
釣れた場合は、プラスで20カナダドル程出すようです。
嬉しさのあまり多くのカナダドルを出す人もいますが、他の人達のことも考え、チップの金額はあまり高価な額を出さないようにするのも今後の日本からの釣り人に対するマナーです。
ちなみにベットメイキング等にもチップを払います。
私、ほとんど買い物しなかったので、コインが無くて10カナダドルを枕の下に置いておいたら、2日に1回しか持っていってくれませんでした。
少なくても私が今回の旅で会話したカナダの人達は本当に優しい人ばかりでした。
日本人より配慮、おもてなし上手なガイドさんもいらっしゃいます。
わからないことは片言の英語、身振り手振りでも良いので出来る限り、色々とお話ししてみて下さい。
コミュニケーションが少しでも取れると旅が本当に楽しくなりましたので…
以上でカナダ釣行の総括編5.マナー編は終了です。
今後は、少しMicro Skagitの世界に没頭してみたいと思います。
4番手くらいの低番手のロッドを使ってテクニカルにキャストするのも凄く楽しそうです。
北海道でも実績のあった小さなイントルーダーが東京近郊の川で通用するのか?
色々と試してみようと思ってます。
それともう1つ♪
最近は、動画、映像の世界にも興味深々ですが、自分が撮影者になるとなかなか自分を撮影してくれる人がいないことが悩みです。
釣りと撮影、編集の両方に興味のある人いないかなぁ~(^^;
一緒に釣りに行きたいなぁ~と思う今日この頃でした。
カナダ釣行の動画はまだ編集していないのですが、iPhone7 Plus+OSMO Mobileの撮影は、一眼カメラいらないくらいでした。
4K30P、FHD60Pで撮影出来ますしね♪
カナダ釣行の際の動画を作成しようと思ったのですが、Panasonic Lumix Gh3で撮影した動画のノイズが酷くて…
モニタではまったく気づかなかったのですが、何と、早朝の暗い時間帯に撮影を始めたので、ISO感度を32000にして動画を撮影したのですが、太陽が上がった後もISO感度を変更せずに撮影していたようで、せっかく4Kで撮影したのに、酷いノイズでした。モニターが小さいとわかりずらいんだよなぁ~
Final Cut ProXでノイズ除去出来るので、どの程度に動画になるか不明ですが、修正してみます。
その辺りの映像等も色々とブログに記載して行こうと思ってます。
興味持って頂いた方♪ぜひ一緒にOSMO Mobile持って釣りに行きましょう。
次回は、今回のカナダ釣行に限らずiPhoneとOSMO Mobileを使って釣りに行こう♪編を記事にしてみたいと思います。
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