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カナダスチールヘッド釣行(総括1.タックル編)

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カナダスチールヘッド釣行(総括1.タックル編)

東京に戻り、カナダでの釣りの振り返りをしてます。
総括1.はタックル編です。

自身が抱いていたスチールヘッドの釣りとは大きくことなってました。
事前に仲野さんからは、イントルーダーを作成する際は、最も軽いダンベルアイを使うこととお聞きしてましたが、まさかこんなに浅瀬にいるとは思いませんでした。

スチールヘッドは、岸から1m以内のくるぶしくらいの水深にいるのですから…
あまりの驚きに、初日はガイドさんの狙うべきポイントを純粋に狙い、根がかりしそうな浅瀬までゆっくりと流しました。

現地ガイドさんからお聞きした話、自身の経験からSkagit Castで狙う場合、どのような仕組みが必要かを記載したいと思います。

■タックル

ロッド:Beulhar Onyx Japan ltd 12' 8wt
リール:Bill Ballan Steel Head Reel
Skagit Head:OPST Commando Head 350gr
Running Line:OPST Razer line 80m 35lb or 40lb 
Tip:OPST Commando Tip 96gr Riffle S2/S3 
        OPST Commando Tip 132gr Riffle S2/S3
        OPST Commando Tip 132gt Run S5/S6

ロッドは、12'以下の8wtのダブルハンドロッドで十分だと思います。

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リールは直前までSARASIONE MKV SALMON REEL 3 3/4"を持参するか悩みましたが、より軽量で小さなBill Ballan Steel Head Reel 3 1/4"にしました。

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アバウトな作りであったBill Ballan Steel Headリールが下記により、
究極のリールに生まれ変わりましたが、大満足でした。

https://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/14951660.html

Bill Ballan Steel Head Reel 3 1/4"の場合、バッキングラインをフルで巻くと、
40lbのランニングラインは、40mくらいしか巻けません。
OPSTのランニングラインは、80mですので半分くらいを使います。
1日目使い終わった後に折れ目が付いてしまった場合は、10m程切ります。
翌日また10m程切って使います。20mくらいが限界ですので、2回切った後は、
新しいランニングラインに巻き替えます。

同軸リールを使う場合、SARASIONEの場合は、 MKV SALMON REEL 3 1/2"が最適だと思います。
ただし、スチールヘッドに走られた場合、最も融通の効くドラグはパーミングです。

パーミングし易い、Hardy PerfectやHardy Bougle(側面の一方が穴の開いていないタイプ)等ですので、ある程度慣れ、バラしを極限状態に減らしたい場合は、こういったリールを選択した方が良いとのことです。

何せ、ウインターランの銀ピカスチールヘッドという貴重な魚が針掛かりする確率は非常に少ないですので、針掛かりする確率を少しでも上げる工夫と掛かった魚は絶対にばらさないための工夫は最大限実施すべきです。

Tipに関しては、132gr S2/S3がメインでした。S2/S3は、水深20~40cmをターゲットにしてますが、浅瀬の場合、水深15cm~30cmくらいのところに魚がいますので、12ftのインターミディエイトも欲しくなりました。

■リーダーシステム

今回、同行頂いたガイドさんの一人のアランさんお薦めのTip作成方法です。

実はこの方法ってOPSTのティペットを開発する際に仲野さんがトッドさん含め皆でボートで作れるように教え、一時期カナダガイドの中でみんな練習していたようです(^_^)

今度、vimeoで掲載しておきますが、やり方としては、
ビミニツイスト→ループ to ループの部分を切断し、ツイスト→パーフェクションループで2重巻きのループ作成

といった感じです。

1.20回転程ツイストします

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2.ツイスト部分を寄せます。この時ループ部分はやや大きめに作っておきます。

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3.ビミニツイストでツイスト部分をしっかり結びます。
  ※ビミニツイストに関しては、下記を参考にして下さい。

https://www.unitika.co.jp/fishing/knot/wheel/bimini.html

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4.ループ部分を切ります。

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5.切った2本をツイストしていきます。

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6.ツイストしたらパーフェクションループでノットを作って完成です。
  リーダーをツイストした場合、トリプルサージャンズノットより

       パーフェクションループの方がループが作り易いようです。

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-3XのTip使っているのでそこまでしなくても…とは思いますが、リーダーを頻繁に取り替えますので、次回釣行時に、すぐにフライを取り換えることが出来る仕組みを作ってみます。

今回、スチールヘッド釣行でイントルーダーと軽量のストリーマーを頻繁に交換したのですが、交換時に非常に手間取り時間をロストしましたので、この時間を少しでも短縮化するための仕組みを考えました。

別途ブログでご紹介しますので、お楽しみに♪

ちなみに、リーダーの長さは、狙いは岸寄りの浅い場所ですので、Sink Tipに取り付けるリーダーの長さは、肩幅+20~30㎝くらいあれば十分です。

■使ったフライ

【イントルーダー】

○濃いピンク
このフライで釣りました。

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△白、紫
カツンというスチールからの当たりあり。

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×紫

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×白、オレンジ

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×紫、オレンジ

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現地ガイドさんも濃いピンク系のイントルーダーを一番推奨してました。

サマーランであれば、鮭との釣り分けで紫色を使うのが効果的のようですが…

【ガイドストリーマー(ノンウェイトチューブフライ)】

×ピンク系

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×紫系

ノンウェイトチューブフライについては、今回はガイドフライ、いわゆる簡単に作成できるフライを使いましたが、ウェイトが無いため、フックがキール型にならないことが欠点です。
この欠点を補う方法を考えてみたいと思います。

また、このフライの考察に関しても別ブログで記載したいと思ってます。

■フック
OPST Swing Hook #2

OPST Swing Hook #2を取り付ける際に色々とご質問されるのですが、フックのアイが大きい際に、ジャンクションチューブにアイを差し込むことが出来ないのだが、どうするのか?と質問を受けました。
イントルーダーへの取り付け方法を次回、ブログで記載しますね。

今回、初めてスキーナ本流でのウインターランスチールヘッド釣行を楽しみ、タックルの選択に対しても
色々と課題が見えて来ました。

北海道等のワイルドレインボーを狙う際も十分に有用な考え方だと思います。

次回は、アパレル編です。

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