2022年 然別湖グレートフィッシング 第2ステージ

札幌を7時に出発し、道東道を通り、然別湖に向かいます。
父親は若い頃、ハンティングが趣味だったのですが、散弾銃で撃たれ左目にはまだ散弾銃の弾が入っており、視力が右目と比較しかなり悪いこと、最近は白内障もあり、トンネルでの運転が厳しいため、道東道の途中で父親から私に運転を変わり、然別湖に向かいます。途中霧雨の降る天気の中、3時間ほどで然別湖に到着しました。

久しぶりにレイクキーパーのTBさんとお会いし、然別湖で釣果の高い音更湾までは、エンジン付きのラフティングボートで牽引して貰います。
　音更湾に到着し、いざ釣りへ…
と、思ったら、ボートが真っ直ぐに進みません（＞＜）
　まともにボートが岸際を直進できない状態の私を見限ってなんと88歳の父親がボートを漕ぐことに…
　父親孝行の予定が、全く逆の立場になってしまいました。
止水にも関わらず、ボート漕ぐってこんなに難しいのかと、思い知らされました。本流を巧みにラフティングボートを操るガイドの方や仲野さんってあらためて凄いなと思ってしまいました。

　私の安定しないボート漕ぎ、久しぶりのドライフライでのシングルハンドの釣りに戸惑いながら、父親はあまり心地よく釣りが出来なかった模様（＞＜）さらには、ランディングネットを忘れてしまう始末…
　今回は、私がボート漕ぎに徹する予定だったので、ラインシステムやフライは父親任せ…父親は小さなサクラマス、私は小さなウグイと巨大ウグイという釣果で散々でした。

然別湖グレートフィッシングの楽しさの一つには、魚種が豊富だということがあります。然別湖の釣りの対象魚は、然別湖のみに生息するオショロコマの亜種であるミヤベイワナ（最大80cm近くの魚も存在するとか…）
ミヤベイワナは第1ステージの解禁当初が岸寄りしており、岸際から狙いやすいです。

　そして、大きなニジマス（最大60cm以上のニジマスが釣れることも…）も然別湖の楽しみの一つです。
　ニジマスは、第2ステージの方が狙いやすいです。
　フライの方は、ボートで岸際の駆け上がりを狙うと回遊するニジマスを狙えます。ドライフライでも、ニンフでも、ストリーマーでも釣れます。
　ニジマスは、成魚放流ではありません。天然のニジマスですので、スキニーでも尾鰭が大きくロッドがしなるような引きを楽しめます。

ニジマスほど大型ではありませんが、サクラマス（最大50cm弱）も魅力です。小さくてもよく走ってくれますので、楽しめますし、北海道では河川でサクラマスを釣ることができませんので、釣りの対象魚として北海道では、貴重な魚です。
　その他にもワカサギやウグイ（本日50cm弱の大きなウグイを釣りました）等、全て放流なしの天然魚かつ魚影も濃く、北海道では一番楽しめる湖だと思います。

幸運の神！TBさん登場♪
　TBさんがいらっしゃるといつも釣れるのですが、今回もそうでした。
いきなり巨大ウー様がドライフライにヒット♪
TBさんが私と父親を心配し、ボートでいらして頂きました。その際、ネットを忘れたことを申告すると、なんと一度事務所まで戻ってきて、お借りしました。
　

　そして、このネットが本日１番のニジマスをゲットすることとなります。
　私の下手なボートの運転でそろそろ父親も疲れてしまい、帰ろうかと思ったその時でした。ニンフに変え、ライズがあった場所に沈め静かに待つと…　
　ニンフに反応が…ググっと大きな手ごたえがありました。
　直前で大きなウー様釣ってましたので、またウー様かなと思ったら、凄い引きでロッドがしなります。その瞬間、ニジマスであることをほぼ確信してしました。
　TBさんが持ってきて下さったネットで無事にランディング！スキニーですが、45cm弱の尾鰭が大きなニジマスでした

　父親は、小さなサクラマスをドライで数匹という感じで、少し残念そうでしたが、私が釣ったことで少し満足しているようでした。
　何だが、親孝行しようと思ったのに、逆になってしまって…
また親孝行しなきゃな（＾＾；
　本日は、然別湖湖畔のホテル風水さんで親子でのんびり♪
　明日は、親戚でもあるとんかつの「みしな」寄ってから帰ります。